生贄車種

Impreza WRX STi Version V


まずジャッキアップする前に、クロスレンチ等でホイールナットを緩めておきます。ジャッキアップした後にブレーキを踏んで緩める方法もありますが、ボディーが捻れるのでお勧めできません。窓も開けておきましょう。

フロントのジャッキアップポイントです。メンバーフレームの取り付け部に当てましょう。手前に見える黒いタンクはオイルパンです。此処にジャッキをかけると、オイルパンが潰れて大変な事になります。

ジャッキアップしたら安全の為にウマを掛けます。万が一に備えて外したタイヤを写真の位置に置いておきましょう。ホイールナットは、外したホイールに置いておけば無くすことも防げます。

次にフェンダーの内張りを外します。プラスチックビスの外し方は、中央部分にプラス溝が無いものはそこをドライバーなどで中に押し込んで外します。溝がきってあるものは、軽くまわして少し浮いた所にマイナスドライバー等を挟んで中央部分を引き出すようにすれば、全体が外れます。

写真部分はフェンダー内の爪にかかっているだけなので、慎重に外していきましょう。半分ぐらい外せば十分です。

内張りをめくると写真のような金具が見えます。これを取り外して、レゾネーターを取り出します。まず、写真に写ってるボルトをメガネレンチで緩めて取り外します。反対側はエンジンルーム内のナットを緩めて取ります。

エンジンルーム内の作業はエアクリボックスを取り外して行います。写真に見えるボルトと、反対側のボルトを外せば簡単にエアクリボックスは外れます。

エアクリボックスを外した所。ここで、さっきの金具をとめているナットと、レゾネーターを止めているナットを外します。

チャンバー部分を止めているナットを外すとレゾネーターは取り外せます。

取り外した金具を元に戻し、エアクリボックスも元に戻します。これを戻さないと内張りが安定しません。次にアルミの蛇腹を取り付け、適当な所でタイラップを用いて固定します。蛇腹は付けなくても効果はありますが、つけた方がより吸気温度は下がります。但し、エアクリに直接繋いでしまうと、雨の日に水の混入が起こりますので、直接つなげない方が良いでしょう。

内張りを元に戻す前に、適当な所(エアクリの穴付近がベスト)に吸気温センサーを取り付けます。内張りを元に戻したら、もともと吸気菅が付いていた穴をふさぎましょう。アルミ板を両面テープで止めるぐらいで充分です。最後に排水口用の網を写真のように両面テープで取り付けて、大きなごみの侵入を防ぎます。