Anika Ray
アニカのことを少しだけ
 
 姪のアニカは相変わらず元気だった。3ヶ月前日本に来たときと比べると顔に丸みがなくなってきたものの、クリクリ目玉は相変わらずだった。日本語もずいぶん上達し、母に向かって電話で「ドーナツ食べたよ」などと文章を話すようになった。また人見知りせず、他人にもぺちゃくちゃと話し掛ける。
 空港の待合室でも飛行機を指差し「ひこーき」と言い、アメリカ人に対しては、「エアプレ(airplane)」と英語できちんと話し掛けていた。ただし、飛行機のシートベルトはアニカにとって心地よいものではないらしく、すぐに「いまい(おしまい)」と言って外してしまった。着陸が怖いらしく、「マミー」と泣き叫んで妹にだきついていた。子供がいると優先搭乗ができるため、アニカの後方にも子供を3人連れた母親がいたが、子供達はやはり「マミー」と泣き叫んでいた。
左…アンパンマンの歯ブラシで遊ぶアニカ
下左…飛行機の中で。マミーのひざの上にいるときは比較的機嫌が良いのだが
下右…マミーといっしょにビデオのモニターを見るアニカ