以下は、2004年1月16日に提出した証拠説明書である。固有名詞は必要に応じてイニシャルとした。作成年月日は省略した。
号証 | 標 目 | 作成者 | 立 証 趣 旨 |
甲B14 | 意見書 | Y.A | 省略 |
甲B15 | 文献 「1.心電図、心エコー図、胸部X線」(抜粋) ―日本内科学会雑誌 第90巻第2号 |
岡野嘉明 (社団法人日本内科学会) |
胸部X線写真による右肺動脈下行枝拡大は、認識されやすいこと。 |
甲B16 | 文献 「肺性心」 ―内科学書 |
角坂育英、栗山喬之 (株式会社中山書店) |
胸部X線像で右肺動脈下行枝の径が15mm以上あるとき肺高血圧症が疑われること。 |
甲B17 | 文献 「胸部単純写真読影の常識」 ―ホームページ |
児島完治 | 右肺動脈下行枝が15mmをこえるものは肺高血圧症であること。 心拡大の有無は心胸郭比>50%を用いること。 |
甲B18 | 文献 「経口PGI2製剤の位置づけ」 ―TherapeuticResearch 第23巻11号 |
京谷晋吾 (ライフサイエンス出版株式会社) |
プロスタサイクリンの作用は肺血管拡張作用のみでは説明できないこと。 |
甲B19 | 文献 「経口PGI2の予後改善効果とLongActingBeraprosutへの期待」 ―TherapeuticResearch 第23巻11号 |
永谷憲歳 (ライフサイエンス出版株式会社) |
PGI2(プロスタサイクリン)経口薬は末梢肺小動脈の多発性血栓性閉塞にも有効であること。 PGI2経口薬に効果がみられない場合は、速やかにPGI2静注法を行う必要があること。 |
甲B20 | 意見書 | Y.A | 省略 |