〜　滝畑四十八滝　〜


　光滝寺キャンプ内を流れる渓流には大小さまざまな滝が存在します。 ここから流れる渓流は石川と合流し、滝畑ダムへと流れます。 深緑には大変瑞々しい自然があります。
　光滝寺キャンプは、第一キャンプ場と第二キャンプ場に分かれており、 第一キャンプ場では光滝、第二キャンプ場では、荒滝・御光滝・夫婦滝を望むことが出来ます。 第二キャンプ場は、第一キャンプ場よりも少し上流にありますが、 通常、閉鎖されているため柵を越えて入る必要があります。

光滝(こうたき)

　第一キャンプ場の最も奥に直瀑です。 光滝のすぐ上には、砂防ダムがあり一見段瀑のようにも見えます。 キャンプのシーズンともなると多くの人がこの滝周辺で水遊びをします。 およそ10 mの落差からの直瀑は見ていて圧巻です。 撮影時は、夕暮れ時ということあり人もまばらでひっそりとしていました。


稚児滝(ちごたき)

　府道沿いから望むことの出来ます。 以前は、荒滝の上流より稚児滝へ流れる水路があったため、ここへ流れる水量は多かったそうですが、 今は、水路が壊れてしまったためここへはほとんど水が流れてきません。
　写真は、雨が降った後の水量が多いときの様子です。


荒滝(あらたき)

　第二キャンプ場内で最初に見ることの出来る滝です。 林道から少し川原に入った所に悠然とした滝で、その名に負けないスケールを感じます。 岩々により描かれる流線が非常に美しいです。


御光滝(ごこうたき)

　落差10 m以上のダイナミックな滝。 水が滝つぼに落ちるまでの間に交差することで、特殊な流線を描いています。 第二キャンプ場内を15分程度道なりに進んだ所にあります。 この付近で、立派な蛇に遭遇し怖い思いをして撮影しました。

　第二キャンプ場内にはこの他にも、夫婦滝という滝が存在するようですが、 残念ながら今回は発見できませんでした。


この付近には、大小様々な無名の滝が点在しています。


　左はキャンプ場内の小道です。第二キャンプ場は閉鎖されているため、 ほとんど人もおらず、非常に良い雰囲気です。道をすすむと様々な虫、野鳥 を見ることが出来ます。上の写真は、キセキレイという野鳥です。 ボーっと歩いていた所、危うく蛇を踏みそうになりました。