大阪府千早赤阪村にある楠公誕生地です。
1294年、ここで楠木正成が誕生したとされています。
ここは、豊臣秀吉の命で増田長盛が土壇を築き、建武以降、楠木邸に会った百日紅を移植したとされています。
その後、明治8年、大久保利通が石碑と建立し顕彰したそうです。 楠木正成とは南北朝時代の武将で、後醍醐天皇の鎌倉幕府討伐計画に参加した武将です。 建武の新政府成立後は、河内・和泉の守護となりましたが、後の建武政権に反した足利尊氏と戦い、 摂津湊川で敗死してしまいました。 ここは、道の駅「ちはやあかさか」の隣にあり、近くには、郷土資料館、 くすのきホール、徒歩10分のところには「奉建塔」等があます。 今回は、桜の季節ということで、桜は満開、菜の花等も植えられており大変自然がきれいでした。 |
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左側は、付近に植えられていた菜の花です。 右側は奉建塔付近の桜のです。 今年(2002年)は大変桜の開花が早く、3月末にはもう満開でした。 |
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奉建塔は、楠木政重の死没600年を記念して楠公崇拝者の一人である徳島県人森下白石氏が発起人となって
地元の協力と全国児童・生徒たちの寄付により昭和12年に起工、15年に完成したものです。 高さは、正成戦死の年号にちなんで43尺(13メートル)あります。 ここからは、東に金剛・葛城連山を背に、封水分神社楠木公誕生地、 下赤坂城跡地等の史跡を始め富田林から南河内地方を一望に治める景勝の地です。 |
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