2012年4月例会

 
ミュージカルカンパニー・イッツフォーリーズ
 『天切り松』 〜人情闇がたり〜  

浅田次郎原作の和製ミュージカル!
大正ロマンあふれる時代の義賊、松蔵が語る笑いと涙の心意気あふれる物語
!
生演奏の迫力ある舞台!!

原作/浅田次郎
       「天切り松 闇がたり」集英社刊
脚本/水谷龍二

演出/ 鵜山 仁
作詞/佐藤万里
音楽/吉田さとる

<キャスト>

   左とん平(松蔵)
       井上一馬(仕立屋銀次)
      茂木沙月(振袖おこん)
     津田英佑(目細の安)
        金村 瞳
(松蔵の少年時代)
           ★広島市佐伯区五日市出身

水野龍司
井上文彦
勝部祐子
肱黒尚子

西垣陽子
池田貴宏
吉田 雄

津田香奈美

日程
会  場 日 程 昼の部 夜の部
アステールプラザ
大ホール
4/4(水) -  18:30
4/5(木) 13:00 -
安佐南区区民センター
ホール
4/6(金) - 18:30 
4/7(土) 14:00   -

上演時間 2時間45分(休憩15分含む) 
   希望日締切り 2月29日(水)
  シール発行 3月21日(水)

  
  ★内容、舞台写真は劇団の許可を得て掲載しています

   

 

ものがたり

 時は現代---とある留置場で、下町の古い職人のような身なりの老人・松蔵は六尺四方から先へは聞こえないという夜盗の"闇がたり"で、遙かな昔を語り始めた…。
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時は大正ロマン華やかなりし頃、明治のスリの大親分・仕立屋銀次の子分、帝都に名を馳せた義賊"目細の安吉"一家。一家には、タタキ(説教強盗)を稼業とする寅弥、美人スリ・振袖おこん、百面相の常次郎そして父親に身売りされた少年時代の松蔵がいた。天涯孤独の身となった松蔵は、義理・人情の厚い怪盗たちのもと、強く生きていく決意をする…。
 急速に新しくなり始めた時代、大正時代。何もかもが変化していくなか、古き良き江戸の名残ともいえる義理・人情に命をかけて生きる人々の物語を四話オムニバスで綴る。
 
 
第一夜 残侠
 第二夜 百面相の恋
 第三夜 初湯千両
 第四夜 銀次陰盃

●かいせつ
 留置場で若者らに、大正時代の粋な男達の熱い物語を痛快な江戸弁で闇がたりする老人・松蔵役に左とん平、津田英佑、水野龍司、井上文彦らの客演陣、そして井上一馬、茂木沙月をはじめとするイッツフォーリーズのメンバーが脇を固めます。
 浅田次郎の痛快無比の小説から抜け出し、ミュージカルという舞台で生を受けた怪盗たちの活躍に期待。



☆闇がたり 
  六尺四方から先へは聞こえない闇に紛れて活動する夜盗の声音を使 った話し方。


☆天切り
 瓦などをはがし、鋸、ノミなど七つ道具を手に天井を切って侵入する泥棒手法のこと。泥棒手法の中でも、最高に綺麗な荒業。

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