「佐々木 愛さん
  私の役者人生」
 講演会を聞いて・・
         


写真 広島市民劇場
 昨年の『日色ともゑさん講演会』に続き、安佐南マチネスタートの応援団として、劇団文化座の代表で女優の佐々木愛さんが駆けつけてくださいました。
 安佐南、旧市内で役者人生について語ってくださった愛さんの講演会への参加者の声が届きました。

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 文化座
佐々木愛さんの講演会を開く機会をえました。
 安佐南にマチネが出来るお祝いとそれに伴い会員をより多く迎えるための激励会でもありました。
おだやかに、気負いのないお話振りにアッという間に時が過ぎ、清涼感をいただきました。

 
よくは解りませんが、文化座は一寸違う地味でしっとり胸に食い込んで残るのがいいと思っていました。やはり文化座の理念はみんなの心に残る存在をめざしての精進であったようです。
 
18歳を皮切りに、世に言う嫌な大人になりたくない、一生懸命生きてる仲間の姿と輝いた目にひかれてご自分に無遅刻無欠勤のかせをはめ、お金に振りまわされない価値観で歳月を重ね役者人生を培われたとのことでした。
 
反戦と平和と愛を精一杯アピールし、人と人との友好と心の修復を願い続けて下さいました。広島の原爆の子、佐々木貞子さんをとりあげた平和の訴え。中国引揚者でいらっしゃったお母さまの現地記念公演。清貧な生き方に感動致しました。
 
子育ても立派に奮闘され息子さんは違ったジャンルでご活躍と聞きました。「孫が3人もいるんですよ」と、とってもいい笑顔でバアちゃん披露もしていただきました。
 
今後の文化座に拍手を送りたいと思います。皆さん一声かけて会員をお誘いいたしましょう。
                                
ブンナC

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さる3月30日()安佐南区民文化センター 大会議室で黒と白の清楚な服装で入場してこられた佐々木愛さんに、初めてお目にかかりました。        
 生まれながらにして女優の道を歩み、そして、文化座を継いでこられた愛さんを「可愛い人」と形容するのは失礼かもしれませんが、それが第一印象でした。愛さんが歩まれている役者人生を聴きながら、私が今までに観劇した文化座のお芝居を思い出していました。「荷車の歌」「サンダカン八番娼館」「越後つついし親不知」「あかきくちびるあせぬまに」「青春デンデケデケデケ」「ほにほにおなご医者」「反応行程」「あの人は帰ってこなかった」多くの中の8作だけど、どれもみな心にジーンと染み込み、子供の頃の山村の貧しい暮らし、厳しい社会の中でたくましく生きる人達を演じてやさしさと勇気と平和のありがたさと感動を沢山戴いたものばかりです。まだまだこれからも、観つづけていきます。文化座の灯をもっともっと大きく、永く燃やし続けてほしいと願いながら、演台を後にされる愛さんに、掌が痛くなるほど拍手を送りました。関わって下さった皆さんありがとうございました。
                             
ともっこAC