2012年6月例会

加藤健一事務所
『川を越えて、森を抜けて』


作:ジョウ・ディピエトロ
訳:小田島恒志 平川大作
演出:高瀬久男

キャスト
加藤健一    フランク・ジアネッリ(母方の祖父)
竹下景子    アイーダ・ジアネッリ(母方の祖母)
山本芳樹    ニック
小山萌子    ケイトリン
一柳みる(昴)  エンマ
有福正志    ヌンツィオ


日程

会  場 日 程 昼の部 夜の部
アステールプラザ
大ホール
6/10(日) -  17:00
6/11(月) 13:00 -
安佐南区区民センター
ホール
6/12(火) - 18:30 
6/13(水) 13:00   -

上演時間 2時間15分(休憩15分含む) 
   希望日締切り 4月27日(金)
   シール発行 5月25日(金)

 
★内容、舞台写真は事務所の許可を得て掲載しています
   

 

物語
アメリカ・ニュージャージー州の小さな町に住むフランク(加藤健一)、アイーダ (竹下景子夫妻。軒隣には娘の夫の両親ヌンツィオ (有福正志)とエンマ (一柳みる)夫妻の家があり、孫のニック
(山本芳樹も祖父母たちの近くで暮らしている。毎週日曜日には、みんなでいっしょにディナーを食べる仲の良いイタリア系の家族だ。
ある木曜日、仕事の都合で遠くシアトルに引っ越すことになってしまったニックは、日曜日を待たずに祖父母たちに報告に来た。突然の発表におどろいたおじいちゃん、おばあちゃんたちは、ニックにシアトル行きを中止させるために“お見合い計画”を思いつく。
数日後の日曜日、いつものようにディナーにやってきたニックは、エンマの知り合いの若い女性・ケイトリン (小山萌子)を紹介される。シアトルに行くか、町に残るかを決断できずにいたニックはディナーの後、発作で倒れてしまう。それから数日間、ニックはフランクの家で過ごし、今まで目にしたことのないような祖父母たちの姿を見る…。
本当の家族の愛とは?絆とは何か。ニックの出した結論は……。


解説
パワフルなカトケンおじいちゃんと、チャーミングな景子おばあちゃんのゴールデンコンビ!!3年振りの待望の再演です。
この作品は、加藤健一さんが「まだまだ不安な日々が続きそうだけど、僕の活動が一時でもそんな不安を忘れさせ、明るく今日を生き抜く力となれば」という想いで選び抜いた一作です
家族の絆や思いやりの心をあたたかく描いたハートウォーミング・コメディです!
本当に本当に心あたたまるお芝居で、加藤健一さんは「この戯曲を初めて読んだ時、冒頭から口元が緩みっぱなしでクスクスと笑いが絶えずしかし、ページが進むにつれて次第に涙があふれて来ました。でも、それでも尚笑っている自分に気付き、いっぺんでこの芝居の虜になってしまいました」と語っています。



    加藤健一       竹下景子(広島初登場)

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