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(劇団民藝
)
作/小幡欣治
演出/児玉庸策
出演/樫山文枝、日色ともえ
伊藤孝雄、ほか
〜あらすじ〜
なににでも一生懸命になる岡本かの子(樫山文枝)は、夫と息子の
ある身にもかかわらず、学生に恋したあげく、妹きん(日色ともゑ)と
学生の仲をうたがい神経を病んでしまいます。
夫一平(伊藤孝雄)の献身的な看護によって元気になったかの子
でしたが、こんどは外科医の瓜生浩一(みやざこ夏穂/齊藤尊史)に
夢中になって、ついには主治医兼愛人として同居させてしまいます。
夫、外科医、そして書生として住みついた森川安夫(横島亘)に
支えられて、歌人、宗教家として認められたかの子は小説家を
めざします。ある日、瓜生の両親、庄五郎(安田正利)と房(別府康子)、
姉志保(津田京子)が、浩一を連れ戻しに突然あらわれて…
漫画家岡本一平を夫に、のちの洋画家岡本太郎を息子にもった
かの子は、女性として、歌人、宗教家、小説家としてすさまじい
人生をおくりました。
妹と愛人を争奪、愛人と夫との同居、世間の常識や道徳に
まっこうからぶつかります。性格が生一本なかの子は、複雑な
人間関係に悩み、仏教にすがります。
希有な人生を送った彼女にとって、仏教とは?夫婦とは?一平は
かの子を観音さま、かの子は一平を阿弥陀さまと呼び、強い絆で
ふたりは結ばれているのでした…
〜日程〜
会場
日程
昼の部
夜の部
安佐南
1/29(水)
−
18:30
アステール
1/30(木)
−
18:30
アステール
1/31(金)
13:00
−
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