２００６年７月例会
こまつ座公演
 『紙屋町さくらホテル』

作／井上ひさし
　演出／鵜山　仁
　　
＜出演＞
長谷川清（辻萬長）
神宮淳子（土居裕子）
丸山定夫（木場勝己）
園井恵子（森奈みはる）
大島輝彦（久保酎吉）
針生武夫（河野洋一郎）
戸倉八郎（大原康裕）
熊田正子（栗田桃子）
浦沢玲子（前田涼子）

昭和二十年、原爆投下直前の広島を舞台に、芝居に命を賭けた俳優と、芝居の力に魅入られた庶民の物語。

大日本帝国存亡の時に、全国を行脚した天皇の密使。

海軍大将長谷川清が広島で邂逅した、あのかけがえのない三日間。

原爆で逝った愛しき人々の歌声が、青空の彼方から、今も彼の胸に、清らかに響く

歌と笑いの中、問われる「戦争責任」とは
〜日　程〜 　　
会　　　　場 日　　程 昼の部 夜の部
安佐南 ７／１５（土） - １８：３０
７／１６（日）
 １３：００ −
アステールプラザ大ホール ７／１８（火） - １８：３０
７／１９（水） 　１３：００ -

希望日締切り　 ６月１２日（月）
シール発行日　 ６月２７日（火）
 【あらすじ】

昭和二十年五月。原爆投下前の広島。薬売りの古橋健吉は「紙屋町ホテル」の門をくぐった。ここには移動演劇隊『さくら隊』の二人の俳優が寄宿していた。他に方言調査中の大学教師、現地採用された女優、ホテルの女主人、その従姉妹などが『さくら隊』の一員になってホテルまるごとが『さくら隊』になっていた。一夜の宿を請うた古橋も投宿と引き替えに『さくら隊』に入れられてしまう。公演は明後日、出し物は「無法松の一生」しかし男優が一人足りない………ただ一人演劇隊に入らずホテルを監視していた特効警察にお声がかかった。「あなたも舞台にたちませんか?」こうして寄せ集め一座の稽古が始まった。古橋は、実は天皇の密使。彼は広島でいったい何を見ることになるのか?