2009年7月例会紹介
前進座 
五重塔

原作/幸田露伴
脚本
津上 忠
演出鈴木龍男
美術伊藤熹朔
美術補
/品川洋一
音楽藤原 豊
照明寺田義雄
効果田村 悳
      
出演者
十兵衛/嵐圭史
川越源太藤川矢之輔
朗円上人/中村鶴蔵
お浪/浜名実貴
お吉/小林祥
め組の鋭次/山崎竜之介
為右衛門/小佐川源次郎
清吉/中嶋宏幸
鉄五郎 /益城宏
半助/志村智雄
七蔵/松涛喜八郎
道益/姉川新之輔 ほか

日 程

会  場 日 程 昼の部 夜の部
アルソックホール
(旧郵便貯金ホール)

7/23(木) - 18:30
7/24(金) 13:00 -
- 18:30
希望日締切り 6月17日(水)
シ−ル発行  月 6日(月)

   ★内容、舞台写真は劇団チラシから掲載しています
 



【あらすじ】

一生に一度あるかないかという五重塔建立の大仕事。江戸で名うての棟梁、川越の源太(藤川矢之輔)が請け負う事になっていた。この仕事を「ぜひとも自分に」と朗円上人(中村鶴蔵)に願い出たのは、渡り大工の十兵衛(嵐圭史)。腕はあるのに世渡りが下手で、仲間から“のっそり”とあだ名される十兵衛が、「大工となって生きる以上は、一度でよい、死んでも名の残る立派な仕事がしたい」と思い詰めての申し出だった。源太の女房・お吉(小林祥子)も子方の大工・清吉(中嶋宏幸)も、十兵衛が親方を裏切ったと不満を抑えきれない。十兵衛の女房・お浪(浜名実貴)には亭主の思いが痛いほどわかるが、これまで源太やお吉に受けた恩を思うと動揺を隠せない。最初は、恩も義理も忘れて自分を出し抜く仕業だと激怒する源太だが、考え悩んだ末、十兵衛に仕事をゆずろうと決心して……。
十兵衛の一徹さ、源太のきっぷのよさ―。

職人としての意地と生き様、友情と信頼を描いて全国で絶賛された舞台、待望の再演!!


『五重塔は百年に一度、一生に一度、めったに建つものではございません。死んでも名の残る仕事をしとうございます
 

「これまでの上演作品」に戻る