2004年
広島市民劇場 
年忘れ全サークル交流会



写真 広島市民劇場
 2004年12月19日(日)、県民文化センターで、広島市民劇場賞を決める『2004年広島市民劇場賞 年忘れ全サークル交流会』が開催されました。当日は約80名の参加者があり、グループに分かれての話し合いでは参加者がそれぞれが推す作品、男優、女優について熱く語りあいました。
 
 アンケートでも『遙かなる甲子園』の生徒たち、という意見が有りましたが、実際の投票でも寺下定信さん(『遙かなる甲子園』の校長先生)が入るなど、あまり有名ではない劇団や俳優さんの名前が挙がるなど、参加した一人ひとりが「私たちの市民劇場賞」を真剣に選んでいました。グループでの話し合いの後、一サークル一票で投票しました。その結果は別表のとおりです。11月の『家路』例会終了時に行われたアンケートの集計結果(下記参照)とは少し違う結果となりました。

 交流会の後半は2005年の例会に決まっている作品(『冬物語』を除く5例会)の制作担当者が、今年迎える作品について熱くPRされました。出席されたのは前進座の制作・内藤克己さん(『出雲の阿国』)、劇団NLTの制作・小川浩さん(『オスカー』)、木山事務所の制作・木山潔さん(『はだしのゲン』)、文化座の制作・中山博実さん(『いろはに金平糖』)、劇団民芸・制作の金本和明さん(『ドライビング・ミスデイジー』)の五人です。
 
 2004年の市民劇場賞を決める話し合いの、同じテーブルに座っていた劇団関係者にとっても、今回は刺激的な交流会であったようで、各作品を紹介するひと言ひと言に熱い想いがこもっていました。2005年の市民劇場賞に向けての「賞取り宣言」まで飛び出して、交流会は盛り上がりました。

<参考>例会後のアンケート集計結果
★ 作品賞
一位 雁の寺           103票
二位 遙かなる甲子園      72票
三位 家路             65票
四位 喜劇・キュリー夫人     38票
五位 アンネの日記         34票
六位 アントニーとクレオパトラ  11票

★ 男優賞
一位 加藤 武     113票
二位 嵐 広也      20票
三位 伊藤孝雄      14票
 以下、津嘉山正種、甲子園の生徒たち、と続きました。

★ 女優賞
一位 高橋恵子     128票
二位 黒柳徹子      47票
三位 松下砂稚子     19票
 以下、栗原小巻、花村さやか・藤田麻衣子(ふたりのアンネ)が続きました。

受賞された方への記念品の宮島しゃもじ