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演目を決めるには
広島市民劇場の上演作品(例会)は、中国地方の演劇鑑賞会(以下中国ブロック)と
合同で企画しています。
中国ブロック合同でお芝居を上演することでみる側も、劇団も安心して
作品を上演することが出来ます。
中国ブロックでは演目決定の過程のことを「例会づくり」と呼んでいます。
会員が見たい作品の意見を出し合い、話し合いで決定していくのが大きな特徴です。
「例会づくり」は下のような流れで行われています。



例会づくりの流れ

「まいしいと」掲載作品決定


 

「まいしいと」とは

中国ブロック独自に作っている上演候補作品が
載っている情報誌です。中国ブロックの鑑賞会の会員が
東京などで見てよかった作品や話題の作品を掲載しています。
また、劇団がこれから中国ブロックで上演したい作品を紹介も
しています。「まいしいと」への掲載は、各地鑑賞会で候補をあげ、
約20〜30作品にまとめられ作成されます。この「まいしいと」を
活用して
中国ブロックでの上演作品が決まっていきます。


全会員へ「まいしいと」配布
および説明会の開催


配布と説明会
広島市民劇場では「まいしいと」を配るときに掲載作品の説明会を
開いています。紙面だけでは伝わらない内容や、載っている作品を
みたことのある会員の方の感想を話したりして、情報交換をします。
この情報や、「まいしいと」を利用してサークルの中でみたい作品の
話し合いを持ってもらいます。

サークルアンケートの集計



サークルでのアンケート集計

サークルで話し合った見たい作品を事務局に提出してもらいます。
事務局ではその結果の集計を出します。

サークル代表者会議の開催



サークル代表者会議

アンケート集計の結果を受け、代表者会議で中国ブロックに提案する
作品を6本、決定します。

中国ブロック企画会議



中国ブロック企画会議
各地で決定した企画案を持ちよって話し合い、中国ブロックの企画案を
作っていきます。この段階で広島案が全部通らないこともあります。

上演作品の決定


上演作品の決定
中国ブロック企画案にもとづき、劇団との調整話し合いによって、
翌々年度に
上演される作品のラインナップが決定となります。


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