東京ヴォードヴィルショー
『アパッチ砦の攻防』
脚本/三谷幸喜
演出/永井寛孝
【キャスト】
鏑木研四郎/佐藤 B作
若宮サダ/あめくみちこ
鏑木ちよみ/金澤貴子
ビビアン/小林美江
鴨田巌/角野卓造
鴨田まち子/沖 直未
鴨田ユミ/山本ふじこ
堤君(ちよみの恋人)/京極 圭
堤君の父/市川 勇
堤君の母/市瀬理都子
寺門(不動産業者)/佐渡 稔
菊池さん(自治会副会長)/たかはし等
菊池さんの奥さん/フジワラマドカ
石渡(電気屋)/石井愃一
日 程
会 場 |
日 程 |
昼の部 |
夜の部 |
安佐南区区民センターホール |
5/31(火) |
- |
18:30 |
6/1(水) |
13:00 |
- |
アステールプラザ
大ホール |
6/13(月) |
- |
18:30 |
6/14(火) |
13:00 |
- |
上演時間 2時間10分(休憩なし)
終演:夜20時40分 昼 15時10分
【劇団紹介】
主宰:佐藤 B作。誰にでもわかる軽演劇(ヴォードヴィル)をやろうと1973年結成。日本の喜劇を追求し続けている。
中国ブロックでは2008年『エキストラ』(作・演出:三谷幸喜)以来の2度目の公演。
|
【あらすじ】
ある日曜の午後。高級マンション『フォートネス・アパッチ301号』のリビングルームで、娘(ちよみ)が父親、鏑木研四郎に結婚の報告をしている。くつろいだ雰囲気の中、ちよみは婚約者を呼びにいく。そこへゴルフバックを担いだ鴨田巌が入ってくるが、どうも部屋の様子がおかしい。くつろいでいた鏑木は急に慌て始め、テレビの配線を頼まれた電気屋だと言う。
実は、このマンションは4日前まで鏑木が住んでいたが、借金まみれのすえ家を売るはめになっていたのだ。しばらくぶりに一人暮らしをしている娘から電話があった。「結婚したい人がいるから会って欲しいの、紹介するから家に連れて行くわ」。そんな時、奥さんの鴨田まち子が電気屋でテレビの配線を頼んでいるのを見て、情けない姿を見せたくなかった鏑木は考えた。今日だけこっそり部屋を貸してもらおうと、電気屋に変装してやってきたのだ。
初めはちよみと堤君を騙すだけでいいと思っていたが、20年前に別れた研四郎の前妻や、堤君の両親まで、ちよみがマンションに呼んでしまいパニックに。そのうち、本当の電気屋さん、鏑木の事をよく知る不動産屋までが現れ、このアパッチ301号にはどんどんと人が増えていく。
★1996年初演「アパッチ砦の攻防」の改訂版。
過去4回再演をしている人気作品。再演の度に三谷氏が加筆。
|