2012年2月例会

エイコーン
『アンナ・カレーニナ』
 

作/レフ・ニコラエヴィッチ・トルストイ

脚色/演出 加来英治


<キャスト>

栗原小巻
清水紘

寺田路惠
    赤羽秀之 ほか

日程
会  場 日 程 昼の部 夜の部
アステールプラザ
大ホール
2/13(月) -  18:30
2/14(火) 13:00 -
安佐南区区民センター
ホール
2/15(水) - 18:30 
2/16(木) 13:00   -
上演時間 2時間40分(休憩15分含む) 
   希望日締切り 12月28日(水)
  シール発行 1月30日(月)

  
  ★内容、舞台写真は劇団HPから掲載しています


   
★内容、舞台写真は劇団HPから掲載しています

 

あらすじ
 
兄の家庭不和の調停役を無事果たし、夫カレーニンと愛児セリョージャの待つぺテルスブルグへ帰って来たアンナを、青年将校ウロンスキーが追ってきた。彼女はウロンスキーと逢瀬を重ね、二人の関係はしだいに深まっていく。だが、夫は世間体をはばかり離婚を承認しない。やがてアンナはウロンスキーに懐妊を告げる。アンナは産褥熱におかされ生死の境をさまよう。ウロンスキーは自分の罪深さに激しくうたれ自殺をはかるが、一命はとりとめる。アンナの病気は快方に向かったが、夫との生活に戻る事は堪えられなかった。彼女はウロンスキーと手をたずさえイタリアへ駆け落ちする。しかし、外国生活の無為とわが子への愛着にひかれて帰国したアンナは、社交界から敵視され、激しい侮辱にうちのめされる。その上、宗教を盾にした画策で、愛児の誕生日にも面会が許されず、使用人の好意で束の間の対面がやっとであった。自己の内部のみに生きるアンナの生活。もはやウロンスキーに自分は理解されていないことを痛感し、アンナは居るべき場所を失っていた。「もうすぐ列車が来るわ。私の愛する人、あなたを自由にしてあげる。アレクセイ・ウロンスキー」 吹雪のなか、列車が近づいて来る。

人間は何のために存在するのか?人間にとって真の幸福とは? 愛とは?
 文豪トルストイが芸術、宗教、哲学のすべてを注ぎ込み生まれた不朽の名作の劇化。
 

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