ぴろ吉が思いついたこと、掘り下げて見たいことをレポート的?に
綴っています。基本的にはしょうもないこと?を中心に頑張っていきます

第三回 『アフターパーツの落とし穴。』

★前振り

 前回の『モデラー的タイヤの話。』でキットのホイールサイズの話をしました。
 で、第二弾ということで、じゃぁアフターパーツのホイールに交換したら…というお話。


★アフターパーツの代表

 実車の世界同様、模型の世界ではお好みのホイールに替えて楽しむというのも模型ならではの楽しみ方ではあります。ホイール以外にも、金属製のマフラーなんかも出ていますので、センス良く使えばいろいろ楽しむことができます。まぁセンスが悪くてもそれも趣味ですけど(笑)
 で、アフターホイールを大量に出しているのがフジミ模型さんとアオシマさん。前回はキット付属のホイールが小さい場合に効果的というお話もありましたが、やっぱりアフターパーツもいろんなサイズになってました(笑)


★本題

 うちにもいろいろあったホイールたち。それぞれのサイズをご覧ください。

メーカー/シリーズ パッケージ 写真 実測/計算
AOHIMA
VIP CAR パーツシリーズ 16
『BBS LM』
18inch
20.4mm
(20.6mm)
AOHIMA
VIP CAR パーツシリーズ 24
『ABC EXCLUSIVE GLANZEN』
19inch
21.1mm
(21.6mm)
AOHIMA
S パーツシリーズ 82
『NISMO LM-GT1』
18inch
20.6mm
(20.6mm)
AOHIMA
S パーツシリーズ 117
『ENKEI NT03+M』
19inch
22.4mm
(21.6mm)
FUJIMI
17inch WHEEL
& PIRELLI P-ZERO IU6
『BBS』
17inch
18.3mm
(19.5mm)
FUJIMI
パーツメーカーホイールシリーズ 14
『YOKOHAMA ADVAN RG』
17inch
19.2mm
(19.5mm)
FUJIMI
パーツメーカーホイールシリーズ 15
『WedsSport WEDS TC-05』
15inch
18.8mm
(17.4mm)
FUJIMI
パーツメーカーホイールシリーズ F
『BBS LM』
18inch
21.3mm
(20.6mm)
FUJIMI
パーツメーカーホイールシリーズ 15
『MAZDASPEED MS-02』
--inch(表示無し)
18.8mm
(--mm)

 とまぁこんなところです。
 実測値は少々アバウトですが、概ねこんな数値です。
 比較的正確なアオシマさんに対して、割と自由なフジミさん。17インチが小さいのは有名なのですが、ウェッズスポーツの15インチと表示してあるのに実際には16インチ級と大きいのが…。


★両社の違い

 結構被っているものも多い両社の製品。手持ちの中では『BBS』の『LM』がかぶっていました。いづれも18インチとのことですが、比較してみます。

アオシマ製
タイヤ:ピレリ P−ZERO
センターキャップ用のBBSロゴの他、VIPカー用のデカールが付いてます。
フジミ製
タイヤ:ブリヂストン POTENZA RE711
センターキャップ用のデカールに、ブレンボ製ブレーキディスクパーツ付き
アオシマさんは、リムが別パーツ化されていて、その外径は約20.4mm。18inchだと20.6mmのはずなので少々小さいですが、ほぼ正確。
フジミさんは一体もので再現化。外形は21.3mmですので、実質19inch(21.6mm)級とやや大きめ。
タイヤはこちらがアオシマさんのピレリP−ZERO。
再現度はイマイチかな?
フジミさんのポテンザRE711.こっちの方が個人的に好きです。やっぱりちょっぴり大きいですね。

 実質的には18インチのアオシマさん、19インチのフジミさんという結果になりました。
 メッシュの再現度はフジミさんの方が上のような気がしますが、リム部分のシャープさなどはアオシマさん。まぁこのあたりは好みの問題なんでしょうけどね。ちなみに接続方法はどちらもホイール内にポリキャップを仕込む形状なので、共通といえます。まぁタミヤさんのキットにつける場合は少々改造が必要となります。


★あとがき
 NSXのキットを買って、ホイール小さいから別売りパーツのフジミのBBS買おう!って思っても、17インチのものを買ったら同じ結果が待ってます(笑)少なくとも、実車よろしくインチアップサイズで購入することをお勧めしますが、直径があがるということは、当然車高も上がりますのでホイールを決めてからキットの車高調整をすることをお勧めします。





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