森吉山のクマゲラ
撮影;1995年6月7日
森吉山のクマゲラが、なぜ、今、絶滅が心配されるようになったのでしょうか? [要約] 自然のアルバム: 森吉山のクマゲラ 今、種族の維持が危ない ---制作発行 大館自然の会 ■ 現在建設が進められている森吉山ダムの集水域の広大な山地で拡大人工造林計画という国の政策による大規模な伐採が行なわれて、生態系が破壊されたことが最大の原因である。 ■ 最近町から深山に入る林道が整備されて、それを利用した山菜取りや観光ツアーやカメラマンなど大勢の人々が入り込むようになり、騒音、営巣木への接近など人間の心づかいのたりない行動が悪影響を与えたと考えられる。
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2008.2.18 ☆ 去年9月大館自然の会の会長明石良蔵さんが亡くなられた。 明石さんは最初に会ったとき米代川のリヴァー・ドキュメンタリー撮影に貴重なアドバイスをしてくれた。それから、長木川源流のダム建設計画が動き出すと、リヴァー・ユートピアと一緒に住民の反対運動を支える強力なエンジンになってくれた。この人の強い意志と専門的な知識と自然への愛情がなければ、あれほど住民運動はうまく行かなかっただろう。 2006年発行の《森吉山のクマゲラ 今、種族の維持が危ない》は、生前明石さんが贈ってくれた本である。 写真撮影: 明石良蔵 岩沢利雄
Atelier Half and Half