神戸在住のRhodantheさんは、純正ヘッドユニットにＳＯＮＹ製ＣＤＸ７５７−ＭＸを接続されたとのことで、以下Rhodantheさんからのレポートです。
はじめまして。神戸在住のＧＯＬＦ ＧＴＩ（ＡＴ）２００１モデル乗りです。私は、純正のＣＤチェンジャを購入時に付けたクチなんですが、当初からＣＤＲに焼いた音楽ＣＤの音飛びにウンザリしていて何とかならないものかと調べているうちに、ｋｏｓｕｋｅさんのサイトとこちら（小技紹介）のサイトを見つけました。以前からＭＰ３対応のＣＤチェンジャに興味を持っており、ＳＯＮＹのＣＤＸ−７５７ＭＸを購入し、変換ケーブルを作って取り付けした所、無事に動作しました。丁寧な解説のお陰で、迷うことなく一発動作です。ありがとうございました。
まず、ＣＤチェンジャについてですが、ＣＤＸ−７５７ＭＸをつないで、ＭＰ３再生は可能です。取扱説明書と一緒にＭＰ３ Ｑ＆Ａ集というものが入っているのですが、その中から一部引用すると、「サンプリングレートは、ＭＰＥＧ１：４８／４４．１／３２ｋＨｚ、ＭＰＥＧ２：２４／２２．０５／１６ｋＨｚ、ビットレートの制約は特になし（可変ビットレートも可能）、ＣＤ−ＤＡとＭＰ３が混在したＣＤＲ／ＲＷは先に認識したデータのみ再生可能、追記可能なディスクやマルチセッションのディスクは再生可能、ｍ３ｕプレイリストには非対応」となっています。その他、ＭＰ３ファイルのＣＤＲを再生させるとき、ディスクチェンジから曲再生までに、ＣＤ−ＤＡと比べて時間がかかります。
曲送りなども普通の音楽ＣＤと同様にできますが、可変ビットレートの場合、時間表示がずれることがあるようです。ＣＤ−ＴＥＸＴ、ＩＤ３−Ｔａｇ対応を謳っていますが、ＧＯＬＦの純正ヘッドユニットで曲名は表示されません。音飛びは今のところ皆無ですが、エラーのあるＭＰ３ファイルを再生させると、まだ続きの曲があるのに次のディスクに移動することが今までにありました。今のところ、焼いたＣＤを聞きっぱなしで”実験”はしていませんが、試してみたいことがありましたら教えてください。ちなみに、ＣＤＸ−７５７ＭＸと同様のスペックで６連装のモデル（ＣＤＸ−Ｔ７０ＭＸ）もあります。(参考ＵＲＬ
http://www.sony.jp/ServiceArea/impdf/CARAU.html )
次に、チェンジャの取り付けについてですが、大谷さんと同じように、２ｍｍ厚のアルミ板で金具を作りました。ちなみに、東急ハンズで購入・加工（カットのみ）をしたのですが、アルミ板が９８０円、カット費用が１０００円でした。これを、万力で曲げて下のようにＺ字形とＬ字形にします。私が取付けで気をつけたことと言えば、純正チェンジャからの置き換えなので、車には既に取付け用の穴が開いているのですが、金具を作る時はその穴を使って取付けできるようにしたことと、固定時の位置決めで、蓋のカットをせずに済むようにしたことです。とは言え、蓋は少し膨らんでいますが…。
ＣＤチェンジャの左右にある取り付け用ネジ穴に合うように、Ｌ字形金具に５．５ｍｍの穴を２個、車体に取り付けるための穴をＺ字形金具に２０ｍｍ間隔で５．５ｍｍの穴を２個ドリルで開けます。位置合わせをするため、Ｚ字形金具のみ車体に取り付けます。このとき、金具の矢印部分に仮止め用の両面テープを貼ります。両面テープは、粘着力が高くて少し厚みがあるもの（１ｍｍ程度）が良いと思います。
チェンジャにL字形金具を取り付け、仮止めしたＺ字形金具と合わせます。このとき、できる限りチェンジャの位置がボックス内右奥になるようにして、金具同士がの合わさる位置にマジックで印を入れます。仮止めしたチェンジャを外し、金具同士がくっついた状態で、ドリルで穴を２個開け、ボルトとナットで緩まないようにしっかりと固定してから本取り付けすれば完成です。車体に取り付けるネジはφ５ｍｍのものを使っているのですが、元のネジは長さが短いので交換しました。ナットはチェンジャ付属のものが使えます。
変換ケーブルを作るときに気を付けたことといえば、車内とはいえ温度・湿度の変化が大きい環境なので、半田付けをするところには基板保護材剤スプレーして絶縁・防湿対策をしました。また、車の振動によって半田が外れるのを防ぐため、ケースの中で線が宙ぶらりんにならないようにシリコンを満たしました。ケーブルを接続するとき、ソニーバスコネクタと車の配線が干渉して取り付けにくいときは、取り付けたチェンジャを手前に引くように力をいれて位置を少しずらすと簡単に接続できます。
Rhodantheさんにお願いして、お車の外観写真を送っていただいたので、追加でアップします：管理者
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