大学受験/志望理由書の書き方
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専門学校進学 〜現実を見ろ!〜


まずは勉強しろ!

 専門学校へ進学を希望する場合、学校を選ぶのはもちろんですが、まずは、自分のやりたいこと、就きたい職業について、詳しく調べることからはじめましょう。

 …というのは、『専門学校』といった具合に『学校』は名乗っているものの、その実、非常にいいかげんな学校があり、また、経営のために平気で嘘八百を並べる学校がたくさんあるからです。

 楽をしたがる怠け者ほど、その宣伝文句に踊らされます。

 悪い大人たちに、騙されないようにしましょう。

 

 まず、職業的に見て、専門学校へ行く必要のある職業と、行く必要のない職業とがあります。

 看護をはじめとした医療系なんてのは、専門学校へ行く必要がある業種の1つでしょう。

 ぶっちゃけ、臨床検査技士になるための専門学校は、大学よりも難しい学校があるくらいです。

 このように、職業によっては『専門学校だから』と、馬鹿にできないのです。

 これはゆるぎない事実ですので、しっかりと肝に銘じておいてください。

 落ちますよ!この手の専門学校の入試は。

 

 

 ところが! 

 

 それに対し、専門学校へ行っても無駄

 いや、無駄じゃないけど、頭の中に思い描いているビジョンとは全く違う現実が待っている職種もあります。

 例えば、

 ミュージシャン音楽漫画イラスト映画テレビといった『芸術系』なんていい例でしょう。

 非常に厳しい業界です。

 いや、それ以前に、このジャンルの専門学校なんぞ、金目当ての最低な学校だらけです。

 夢を見るのはやめましょう。

 

 私自身、映画業界、テレビ業界に首を突っ込んだ経験があり、それなりの厳しい現実を目の当たりにしてきました。

 まぁ、テレビに関しては、突っ込んだというより出演依頼が来て、いろんな経験をさせてもらったというところなのですが、そのテレビ関係を例に考えてみましょう。

 まず、専門学校なんぞに行っても想像のような未来は待っていません。想像(妄想)しているような職業に就くなど絶対に不可能だと考えましょう。もし、本気でその手の業界に入りたければ、まず大学へ進学するようにしてください。

 専門学校を卒業したところで、理想の職種に就くのは無理です。テレビ関係に就職したい!と考えたところで、待っているのは、下請けの『番組制作会社』と呼ばれる『使いっパシリ』人生です。

 私自身、某番組制作会社でアルバイトをしたことがあります。

 その時の月給が130,000円。ウル○ラマンだの怪獣だので有名な会社でしたので、その手のものが大好きなマニアの方々なら耐えられるのでしょうが、普通に生活しようと思ったら不可能です。大手テレビ局から制作費をもらい、それで人件費やら制作費やらを賄っている会社なのです。

 それに対し某テレビ企画での仕事(出演)では…。

 雲泥の差でした。上の人間だけではありません。恵まれた資金力にモノを言わせ、一般のスタッフまで違っていました。

 前述の番組制作会社の親会社にあたるのですが、湯水の如く金を使います。

 とある山奥にある合宿所まで勉強を教えに行ったのですが、その送り迎えがハイヤーです。その企画一本分のハイヤー代だけで3000万円使ったそうです。

 これが現実です。

 

 この手のジャンルの専門学校では、入学案内のパンフレット等に、必死に有名会社の名前を出したりし、さもその手の職業に就けるかの如く書いてあります。その手の宣伝はまず疑いましょう。たいていは真っ赤な嘘。いや、その系列の子会社か孫会社といったところです。

 幻想を抱くのは止めましょう。

 また、その専門学校を卒業して成功した例を書いたりします。

 果たして卒業生が十万人いたら、そのうち何人がパンフレットに書いてあるような成功をしたのか、確認するようにしましょう。

 

芸術系専門学校を信用する方が馬鹿

 

…っつうか、

 

そもそも

 

芸術を含む創作活動って、誰かに教わってやれるようになるもんなのか(嘲)?

 

 


 本当にあった話です。

 これは日本人ではなく、外国人学生の例なのですが、韓国から日本へ来た2人の女学生のお話です。2人とも、将来は韓国のテレビ界、芸能界でプロデュースの仕事をしたくて、それで日本で勉強しようと来日しました。

 そして、私の日本語学校卒業後、1人は関東圏の有名私立大学へ進学しました。もう1人は芸術系の専門学校へ進学しました。

 ところが、この2人が卒業する頃、まだまだ日本に残って日本の『業界』で勉強を続けたかったのですが、トラブルが起きました。

 果たしてどうなったでしょうか?

 …って、ここに書いたくらいですから分かるでしょう。

 有名私立大学卒業生は、大手テレビ芸能関係の会社へ就職しました。芸能界を全く知らない(TOKIOさんすら知らなかった)私でさえ聞いたことのある会社に就職が決まりました。

 専門学校卒業の韓国女性は?

 同じような会社を訪問したらしいですが、どれも門前払いで、全く相手にしてもらえません。専門学校卒業程度の人間なんぞ、クソとも思っていないのです。

 目を覚まして下さい!

 現実を見ましょう!!

 妥協して、わけのわからないチンケな会社に入ったところで、わざわざ日本へ来た意味がありません。彼女は怒りまくっていましたが、結局、何も知らなかった彼女が悪いのです。いや、専門学校進学希望者クラスの先生たちが、よく知りもしないことを堂々と教えて騙したのが原因でしょう。


 

 大学で勉強するなんて無意味だ!

 夢に向って勝負するんだ!

 無限の可能性を伸ばすには専門学校へ行くのが一番だ!

 

 教えた先生は自分の人生ではないのでいくらでも無責任な嘘八百を教えることができます。

 現実を無視したデタラメな価値観で綺麗ごとを言って、自分のことを良く見せることができます。

 いや、自分を良く見せる以前に、単なる自己満足です!

 自分自身が惨めな人生しか歩めなかったのに、まだ寝ぼけ足りなくて、若者たちに押し付けているのです!

 

 しかし、騙された若者の方はたまったもんじゃありません!イカサマペテン師の嘘に騙され、その後の人生をドブに捨てたようなものですから。日本人なら己の身を恥じて、外に出さずに言い訳ばかりするのが多いでしょうが、外国人は自分の気持ちや失敗を表に出し、露骨に責任転嫁します。

 見ていて、本当に哀れでした。

 

 

 夢が! 才能が!

 

 こんなことを喚く奴ほど、何も知らず、何もできず、チャンスさえもらえないのです。

 


  
  

2011年

 

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