今回はカナリ気合が入っています。 新規導入したのはエアーコンプレッサー!(1.5PS 8kg/cu 30リットルタンク) 近所のホームセンターの特売で¥17,800でゲッチュ! 過去に3艇のアルミボートに自作デッキを製作しましたが、ついにココまで来ました。 初めて自作した時は完全な手作業でコンパネ切断はノコギリでやりましたが(笑) 回を重ねるごとに電動ツールが増え、ついにエアーツールが登場します。 |
||
今回の主な工具たちは 電動ドリル 2丁(穴あけ加工) 電動ジグソー 2丁(コンパネ切断) 電動リューター 1丁(切断したコンパネ整形) エアータッカー 1丁(カーペットを固定するエアー駆動のホチキス) ¥16,000 エアーリベッター 1丁(フレームとなるアングルをリベット止めする) ¥9,800 他に材料として 15mmコンパネ91cm×180cm ¥1,890 マリンカーペット91cm×500cm ¥10,000(ヤフオクにて購入) カーペット接着用ボンド 住友3M G17(通称黄色いボンド) ¥300×2ケ デッキ腐食防止用速乾ニス 300ml ¥1,000 40mm×40mm アルミアングル 2m(フレームとして使用) ¥1,000 30mm×30mm アルミアングル 1m(小物入れ固定用) ¥300 |
||
早速、作業に取り掛かります。 まずはフレームを入れることにした。デッキの左右両端はあえて固定せず、はめ込み式とすることで、トレーラーにボートが積載されている状態でも荷物の出し入れが出来るようにしました。但し、走行中にデッキが飛ばないくらいにキツキツに製作しないとデッキが回転しながら襲ってくるでしょう。 中央部分の手前はバッテリーが乗るので開閉できるようにしなければならないが、同時にシートポールも立てるので、どうやってデッキを固定するか非常に悩んだ。 ど真ん中はタックルが入るストレージにしようと思う。 以前はスーパーの買い物カゴをストレージ代わりにしていたが、雨が降り船内にビルジが溜まると、タックルケースが水浸しになってしまうので(笑)今回は対策をしないと。 ジグソーでアングルを切断して、浮力体のアングルにリベッターでリベット止めしていきます。 今まではハンドリベッターだったので、作業の翌日は筋肉痛で完全に握力が無くなっていましたが、今回から導入したエアーリベッターは優れものでした。 パッシュン!パッシュン!と軽快にリベットを打っていくと、ものの数分で画像のようにフレームが出来上がりました。 |
||
今度はデッキの製作に取り掛かります。 ある程度、採寸したらジグソーでバリバリ〜とコンパネを切断していきます。 もちろん、我家の軒下工場での作業です。 マイカーとトレーラーの隙間で3人が入り乱れての作業は狭苦しい自体に・・・(笑) 今回は多少の軽量化も考えていたので15mm厚のコンパネを使用します。 本来であれば18mm厚が理想ですが、予想以上に重量差があり、細かく分割してフレームを強化すれば大丈夫かと? だいたい切り終えたら、実際にボートに乗せて不具合が無いか合わせてみます。 カーペットの厚みを考慮に入れないと後で大変なことになります。(笑) デッキの裏面にはカビないようにニスを塗っておきます。 デッキの表面とカーペット裏面にボンドを塗って少し乾燥させてからエアーが入らないように貼り付けます。 使用するボンドは過去にパンチカーペット用や床ビニールタイル用などを使ったことがありますが、速乾性や密着性を重視すると「住友3M G17」に落ち着きました。 カーペットをデッキ裏面に折り返して、エアータッカーで止めていきます。 以前は¥500のハンドタッカーを使用していましたが、スプリングが段々弱り使い物にならなくなりました。 しかし、エアーツールって凄いです。引き金を引くだけでパシーン!パシーン!とステープルが打ち込まれます。チョー快適! |
||
数枚のデッキが出来上がったところで仮組みしてみたら、デッキとフレームの間に隙間があるじゃありませんか! それもそのはず、アングルを重ねてリベット止めしている上に、コンパネにカーペットを巻きつけているので、3mmほどの隙間が出来てしまいました。(笑) 実際に乗って体重を掛けるとデッキがたわんでイヤな感じ〜! そこでフレームに画像のようなゴムシートを貼り付けて隙間を埋めることにしました。 再度、試し乗りして見たらgoodな感触で良しとしました。 中央の青い箱がストレージとなります。 フレームにアングルをリベット止めして左右のズレを無くし、箱ごと取り出せるようにしました。 上の小さい箱は小物入れです。携帯電話やタバコなどを入れるのに便利かな? |
||
ほぼ完成状態はこんな感じになりました。 左のハッチはバッテリーメインテナンスハッチ 右はタックルストレージとなりました。 どちらも蝶番を使用して固定しているので飛んでいくことはありません。 蝶番の固定には下穴を開けて40mmのタッピングビスを使用しています。 なにせ体重の掛かる場所なので短いビスでは抜けそうで怖い。 バッテリーメインテナンスハッチの蝶番は浮力体にリベットで固定しました。 デッキの左右両端は固定せず、はめ込んであるだけですが、外からも荷物を出し入れ出来るのでこれでいいかな? 魚探とエレキのハーネスを通すためにデッキのカドは落としてあります。 |
||
ここが今回の最大のポイントです。 バッテリーハッチにシートポールが立つので、どうやって固定しようかと3人でホームセンターを徘徊したあげく、こうなりました。 皆さん、この部品に見覚えありませんか? そうです!家から外出する時に戸締りの確認しますよねぇ〜。 あれですよ、アレ! “窓のカギ” クロージャーというらしいです。 左右に取り付けて、フレームに引っ掛けて固定することにしました。 下の画像が実際のロック状態です。 ただクロージャーをタッピングビスで固定してはその内に抜けてしまうのは確実なのでデッキ表面にてステーを当てて、ボルトナットで固定しました。 このぐらい引っ掛かっていれば大丈夫だと思うのですが・・・(笑) テストした結果は満足行く仕上がりでした。 実際は湖上でテストしてみないと判りませんが、ぐらつく様ならフレームにアルミ板を貼り付けて、密着度を高めてみようと思います。 |