普通二種免許 取得記

この取得記は、2002年3月に茨城県運転免許センターで受験した記録です。2002年6月の道交法改正で、普通&大型二種免許に、路上試験と取得時講習が追加されましたので、路上試験の書き込みは有りません。現在の受験とは異なる点が有リますので、御注意下さい。

取得動機私が、免許を取得しようと思ったのは、会社を辞めようと思った時でした。年配にでも出来る仕事として、タクシーの免許を取得しておこうと思ったからです。年末に、会社を退職し、暖かくなってから行こうと思い、毎日、職探しの日々でしたが。三月になって、下見に行きました。昔、私が二十歳代の頃、一度行ったきりで ( 違反講習 ) 久しぶりです。その時は、電車バスと乗り継いで行ったので、車で行くのは初めてです、( とは言っても、昨年一年間、水戸駅前まで電車で、仕事に行ってました、が )

土浦から、六号国道を水戸方面にむけて、出発、石岡に入る前で渋滞、常磐自動車道から出る車で渋滞します、帰りは、他の道をさがさねばと、想いながらも水戸バイパス、すぐに運転免許センターの表示が有り、右折して1km位行った右側に駐車場が見えてきました。無事到着、車を置いて入り口近くの案内板に行き、そこから代書やが見えます、朝慌てるのも嫌なので、代書屋で ( 後は印紙を貼れば終わり ) と言うところまで書類を作り、免許センターへ試験日の確認&見学に向かいます。

普通二種は月曜と水曜です、場所は解ったし、書類は代書やで印紙を貼れば良いし。後は帰り道、近道を探す為、免許センターの東側に、鉾田、小川方面に通じる道が有り、とりあえず来た道とは違う道を通り帰宅。


二種免許学科試験 一回目

学科の一回目です、勉強しないで、どのくらい点数を取れるだろうと思い、一度目を受けました、朝八時出発、免許センターまで、約一時間半、免許センターは、九時半から受付開始です。駐車場前の代書やに寄り、印紙を貼って貰い、運転免許センターへ向かいます。免許センター内に、印紙の販売所が有りますが、朝は何人も並んでいますので、代書やの方が早く済みます。

入り口を入ると若い人たちでイッッパイです、手前に書類を書くテーブル、( テーブルには、筆記用具、写真などを貼り付けるための糊、必要書類の記入例、などが書かれてあり、記入用紙は、12番窓口の前に有ります )発表を待つための椅子が有り、その奥に受付を待つ幾つもの人の列。手前は教習所を卒業してきた若い方、奥にはオジサンらしき姿が、ちらほら見え、十人位、並んでいたでしょうか、後ろに並びました。( この奥が技能試験待合室で、入り口の上に電光掲示板が有ります。) 受付には交代で試験官様が就きます、受験票と免許証を出し、受付を済ませます。

( 免許証は、免許ケースから出して、受験票、病気の症状等報告書は、ミスが無いかチェックしときます、ミスが有ると書き直し、並び直しです )

受付を済ませたら、二階の第一試験室へ向かいます。正面玄関入り口を右に進むと、奥に階段があり、( 階段の下がトイレ )階段を上りきった二階の左側が、第一試験室で、右側には、視力の検査室や、第二試験室などが有ります。入り口に試験官様がいて、受験票をチェック、センターが用意した、鉛筆と消しゴムを取り、指示された席に付きます。十時から、試験の説明が始まり、四十五分ごろから試験開始です、自動二輪、普通車と、受験した経験が有りますが、この言葉の言い回しと言うか、( ヒッカケ問題 ) は、昔のままでした。ギリギリまで時間を使い、結果待ち。

合格発表は、お昼ごろで、合格者は、電光掲示板に、受験番号が点灯します。発表のアナウンスが有り電光掲示板が光りだしました、しかし・・・ 私の番号がありません、窓口で受験票を、返してもらい ( その中に試験の点数票が入ってます ) 結果は83点、 不合格です。やはり勉強しないと合格点は、取れないようです。代書屋サンに立ち寄って書類を作り、近道を探しながら帰宅


二種免許学科試験 二回目

二度目は一週間後です、近所に有る本屋さんで、二種免の本を探しました、案外有るもんですね〜、第二種免許合格完全マニュアルと、言う本を買い、一通り本に目をとうし、とくに二種関係の項目を覚え、忘れていた数字を覚え直し、道路標示、標識も確認しました。本に付属の試験問題を、二回試しましたが、一度目が86点、二度目が75点、これで受かるか心配でしたが、受けることにしました。

代書屋に寄り印紙を貼ってもらい、受付へ、今日は受験生が多く、一旦は、第一試験室に入ったのですが、二種免許と自動二輪は、第二試験室に移動しました。この前と同じ説明を受け、試験開始です。解らない問題が、三問ほど有りましたが、正解かな、と、思うほうにマークし、試験終了。後は結果待ちで、発表は12時ごろ、それまで時間待ちです。

私が自動二輪( 学科試験 )を受験したのは、もう約三十年前の事で、その頃は現在とは異なり、自動車学校での教習など無く、水戸の運転免許試験場で受験するしか方法が有りませんでした。勉強の仕方は、参考書を書店にて買い求め勉強するのですが、勉強の方法、ポイントが分からず、合格するまでは試行錯誤、その頃は電光掲示板の発表ではなく、受験者は、発表時間に受験席に戻り発表を待ちます。試験官様が確か、( 本人、三十年前の出来事ゆえ確かな記憶を無くしましたが。 )不合格の方の受験票を、机の上に置いて回り、不合格者が退席した後に、説明が有った様な気がします。四回目でヤットコサ学科試験に合格した思い出が、頭を過りました。

電光掲示版奥の技能試験コースを見学、時間をつぶし電光掲示板前に戻ります、掲示板前は、沢山の人だかりです、暫らく待つと、アナウンスがあり発表です、電光掲示板が光ると同時に若い人たちの歓喜の声。有りました、掲示板に私の受験番号が光ってます、いい年こいて、小さくガッツポーズ、二階の第二試験室に戻り待機します。

二種と自動二輪の合格者は、十五六人位でしょうか、暫らく待つと、係りの方が来て、隣の検査室で、視力検査開始です、普通のC字型の検査と深視力で、皆さん、深視力は初めてとみえて、戸惑ってます。私の番が来ました、普通の視力検査はすんなりでしたが、深視力は私も初めてで、三本ある棒がどう動くか解りませんでした。真ん中の棒が前後に動くんです、三本が同じ位置に来た時にスイッチを押します。やはり私も、初めは戸惑いましたが、案外楽にクリアー、午後一時から、初めての技能試験です。


普通二種技能試験 一回目


いよいよ、午後から始めての、技能試験です。電光掲示版脇に、本日のコースを示す、掲示板が有り、今日はBコースです。電光掲示板下のガラスドア−越しに、大型&外国待合室が見え、手前に場内へ通じる通路が有り、突き当りを、右、西側に行くと、最初の待合室が普通車です。西側端から、( WC−自動二輪−教習室−普通車−通路−大型&外国−WC−路上 )の順に並んでます。

ココ、普通二種の待合室には、学科試験の待合室とは違い、若い人は少なく、私と同年輩か、私より年上の方が多く、私同様にリストラ ( 早期定年退職 ) されたか、定年退職と、お見受けする方が多く見かけられます。昼休みに買い求めた、コース順路 ( 西口駐車場前の代書屋サンのコース票には道順が書き込まれています ) を見ていると、試験官様がいらっしゃいました、白髪交じりの、シルバーグレイとでもいいましょうか、言葉使いの柔らかい、風格の良い、N試験官様です。


試験前の指示説明


これから技能試験を受けるたびに、毎回試験官様から聞かされる事となる、試験前の指示説明です、詳しくは ( 各種コース順路→普通車待合室→指示説明普通車 )を御覧下さい。私が受験していた時とは違い、路上の文章が追加されています、一通り指示説明が終わり、コース順路の説明。 発着所〜 試走?( 試験の前に試験走行 )〜 直線四十キロ〜 鋭角〜 クランク〜 S字〜 方向変換〜 坂道発進〜 踏み切り〜 障害物〜 停止位置〜 と一通り説明。  ( これはまだハッキリとは申し上げられないのですが、六月から道交法が改正になり、二種免許には路上検定が追加されるかも知れませんので、六月までには合格できる様ガンバッテ下さい。 )とのことでした。

技能試験の順番を言い渡されます、午前中に技能試験が終らなかった人、( 約十人 ) が先に、本日の学科試験合格者、( 四人 )が後になり、試験車ニ台に分かれます。私は一番最後でした、一番目の受験者は運転席に、二番目の受験者は後部座席に乗り、それぞれ試験開始です。先輩方の乗り方を見学、免許証を試験官様に渡し、乗車前の安全確認、試験車周囲の安全確認、シートベルト、ルームミラー、発進( なるほど )、試験走行、直線、鋭角・・・


私の番です


鋭角・・・などと考えていると、私が後部座席に乗る番になりました。私の前の受験者は、私と同様に今日学科試験に合格した女性で、やはり技能試験も初めてです。年は、私より何歳か、年上にお見かけしました。試験官様が、彼女の受験票を見て、試験車の交替です。オートマチック車? なんと、二種免許に、オートマ限定が有るなんて知りませんでした。( ワレながら良く学科受かったなー ) 試験官様に呼ばれ、私は後部座席に、発進です、試験走行〜 直線〜 徐行〜 鋭角〜 脱輪、お帰りです。車を変えて、いよいよ私の番です。

私は一番最後のため、受験合格者が、後ろに乗ります。やはり私より何歳か年上の方です。試験待ちの時に、伺ったのですが、この方は 、技能試験に何度か失敗し。教習所で何時間か、教習を受けてきたそうです。免許証を、試験官様に渡し、試験開始。試験車輌周囲の、安全確認です。( 確認は指差確認 ) 左前輪〜 左側車体下〜 左後輪〜 後ろに回り、後部&後部車体下〜 後方確認して、右側に回り〜 右側後輪〜 右側車体下〜 右側前輪〜 前に回り中腰で、前部&前面車体下部確認〜 運転席側に回りこむ前に、( 前、左 )( 後、右 )確認〜 運転席前で後方確認〜 ドア−を開け乗車。

後方&ドア−回りの安全を確認し、ドア−閉め、ドア−ロック〜 クラッチ踏んで、座席の調整〜 ルームミラーを合せ ( 手で触らないと減点です )〜 シートベルト〜 クラッチ踏んでギア−の確認〜 ニュートラル〜 エンジンスタート〜 周囲の安全確認〜 方向指示器〜 ローギヤ〜 サイドブレーキ〜 周囲の確認〜 スタート・・・・・ クラッチが・・・・ クラッチが・・・ なかなか着かない・・ 試験官様も、ドウシタノと言う顔、クラッチの切れが早いと言うかくっつきが遅い、やっとのこと発進、右側を目視確認、ギヤ−2速、試験走行です。

外周から車線変更、右折〜 右側後方目視〜 方向指示器〜 二回目の右側後方目視〜 右ミラーを見ながら、車線変更〜 右折、そしてすぐに右折、またまた右折する為の右寄せ、又右折、ウインカー&確認の連続、外周です、直線40キロメートル〜 ポンピングブレーキ〜 徐行〜 車線変更〜 徐行で右折進入左回り鋭角、ユックリと前進、左にハンドルを切り、停止、この時、試験官様が、車から降りて採点します。周りの安全確認、後退して停止、前進して脱輪・・・・・ オ・カ・エ・リ・です。発着所に戻り、試験官様から、アドバイス。試験官様曰く、もっと右に寄せて・・・ 

普通二種技能試験一回目 不合格


普通二種技能試験 二回目

教習所を探す鋭角・・・どうすれば上手くクリアー出来るかなー、などと考え、インターネットで検索、水戸には有るのですが、私の住んでいる地域には無いようです、昔、普通一種を取得する時に通った教習所に、確か鋭角が有ったことを思い出し、早速行って見ることにしました。到着すると其処は昔のまんま、約三十年タイムスリップしたようです。受付に行くと教官らしき人が、パンをかじりながら応対してくれました。

( 普通二種、今やってないんだよね、何回受けたの?、四五回受けなきゃ受からないよ、今、春休みで忙しいから、四月になったら来て見れば。 ) ですって。仕方ない、何度か受けるうちに、出来るようになるだろうと諦め、二度目に挑戦です


普通二種技能試験二回目、代書屋に寄り受付へ、案外並んでますこの人数では午後からです、午後からの方が私には良いんです、本当はネボスケで、起きられないだけの事なんですが。午後からならば、先輩たちの御手本を見られますし、お話アドバイスも聞けますから、情報収集が大事です、運悪く不合格になった先輩方にも、試験官様からどのようなアドバイスをされたか、聞かせてもらうのも良い情報で、試験官様が何処をチェックしてるかが解ります。

十時までには、まだ少し時間が有るので、コースの下見です。どうしても気になるのが、鋭角です、私が運転手ならこんな所通らないよ、などとブツブツ言いながら、下見を終え待合室に。試験官様が来て、試験前の指示説明&コース説明、今日もBコースです、Bコースが多く、Cコース ( 縦列 )が、少ないようです、そして乗車順番の発表、午前中は試験車一台につき、受験者六名位です、やはり私は午後からでした。

しばらく見学をしていると、女性の受験者です、( スタート>スムーズ、 鋭角>すんなり、 Sクランク>らくらく 、 変換>バッチリ、 上手いですねー、合格です ) 受験回数を尋ねると、恥ずかしそうに聞かないで下さい、とのご返事、隣りにいた人が、六七回目だよ、とのことでした。早い昼食を取り、コースに出てイメージトレーニング ( まともに歩くとオジサンの足で、四十五分位かかります。 )時間前に待合室に戻り、試験官様を待つ間、受験生同士で講習会、

お話を伺って居りますと鋭角のお話が、耳がゾウさんになります( 右側縁石に沿わせ徐行、内側の縁石白線が直線に見えたら、ハンドルを切る )良いことを聞いた。午後からは試験官様が代わります、一番厳しそうなS試験官様です。午前中に学科試験に合格した方の為に、試験前の指示説明。学科合格者、今日は三人かな、試験の始まりです。試験車が帰って来ました、今日で受験四回目、初めて鋭角をクリアーできた人が、合格しました。イヤァー本当に嬉しそうです。

私の番が来ました、試験官様に免許証を渡して試験開始、安全確認して乗車、ギヤをニュートラルにして、エンジン始動・・?、始動・・?、かからない?、試験管様から一言( クラッチ踏まないと、かからないよ )免許センターの車輌は、クラッチを踏まないと、エンジンは始動しません、知りませんでした。エンジンかけてスタートです、やはりクラッチの着きが遅いと言うか、切れが早いというか、なかなか慣れません。試走に入ると試験官様からアドバイス( 走る前に後ろ見なきゃ駄目だよ )試走を終え直線〜 四十キロメートルからポンピングブレーキ〜 10キロメートル以下に徐行〜 車線変更〜 鋭角です( 私が受験している頃は、コースの奥に有る鋭角を、全てのコースで右側から入る、左回りしか有りませんでした。)


いよいよ鋭角です


いよいよ鋭角です、縁石ギリギリに寄せ、ユックリと進入、内側の縁石を見て、縁石が直線に見えてきたら、ハンドルを切って停止、ココで試験官様が降りて採点、車から離れるのを確認( 後ろ見たよー 見てないのはオマエダロ− )などとボヤキ、周り&後方確認〜 バック〜 右後輪が先に落ちると思い、右後ろと左前を注意して停止〜 周りを確認して〜 ソロソロと前進・・・ 前進・・ 落ちません、鋭角通過です ( 嬉しかったですねー この時は ) 

次はクランクです、普段、小型車しか乗らない私は、緊張しながら通過、そして、S字これは難無くクリアー、しかしココで試験官様から( ハイ ココで戻って ) オ・カ・エ・リ・です。 発着点に戻り 試験官様からアドバイスです ( 二種免許なんだから、お客様の安全を確認しなきゃ駄目だよ ) ごもっともデ、私、後方目視確認しかしてませんで、室内も見ろよと言う事で、( それと 鋭角ギリギリだよ ) との事でした。

普通二種技能試験二回目 S字でオカエリー


普通二種技能試験 三回目

技能の三回目です、前回、悩みの種であった課題、鋭角をギリギリクリアー出来たので、光が見えてきたような気がします。皆さん、あれで悩むんでしょうね、私も一時は、どうなる事とやらと、思いました。いつもの代書屋さんに寄り受付に、人越しに掲示板を見ると、今日は始めての、Aコースです、人をかき分けて一番奥の列に並びます、十五六人並んでいます、たぶん今日も午後からです、午前中皆さんの走りを見学 、

合格した方々のお話を伺っていると、東京のタクシー会社から来ているみたいで、運転免許証の写真を写るのに、会社のネクタイをしていないとまずい、と話してました。免許取るのにも、会社から費用が出ているみたいで、茨城の免許センターは、他県よりヤサシイらしいです。早お昼です、今朝、小川町から、試験場東側に抜ける道を通って来たのですが、その時すぐそばにコンビニをみつけました。そこでお茶とオニギリを買い、西側駐車場で皆さんの走りを見学しながら、早い昼食を取ることが、試験場に来た時の昼食パターンとなりました。

早い昼食を済ませ、昼休みはコースの下見、イメージトレーニングてやつ、やはり気になるのは鋭角。一通りコースを歩いて待合室へ、今日の学科試験合格者も三四人です、試験官様がいらっしゃいました、一回目のN試験官様です、指示説明を一通り説明、試験開始、順番を待つ間、受験者同士でお話をしてると、オジサンは教習所で四五時間練習して、四五回受験しないと合格出来ないそうです。私は練習してないので、五六回以上受験しないと、合格出来ないみたいです


私の番が来ました、試験官様に免許証を渡し、いつもの確認〜 スタート〜 試走〜 直線〜 鋭角〜 前回試験官様にアドバイスを受け( ギリギリだよ ) 今回は二回切り返しをすることにしました。右側縁石に沿って徐行、内側縁石直線 ( 外側縁石の角がフロント部分に隠れて、見えなくなる位置 ) でハンドルを切り( 突っ込みすぎ、位でちょうど良い ) 外周縁石と車体平行で( 停止直前でハンドルを戻す )停止。周りの安全確認後、後退、ハンドルを切り、右後輪と左前輪の位置を見て停止。安全確認後、前進、ハンドルを切りココはカンで停止( 一度の切り返しでも出られるので、余裕を持たせて停止 )。 安全確認後、後退、ココも余裕。そして安全確認後、前進。( 停止する前にハンドルを戻してください。二回の切り返しをすると、らくに出られます )

次はS字とクランク、やはり緊張しながらもクリアー、そして初めての方向変換。私が普通一種を取った時は、車庫入れ、と言っていたのですが、変わったんですね。Aコースは右折後退です、右折後退は後輪が見えるので、左折後退よりは楽です。車体を入れるスペースを指差確認、右側に寄せて停止、安全確認をして後退、ハンドルを切るのが早いか右寄せが甘かったのか、やり直し、二回目、今度は入るが出る時に困るので、前に出して、右寄せ後退。やり直し一回、切り替えし一回してクリアー。

次、坂道発進、停止線で停止した後、サイドブレーキを利かせ停止、周りの安全確認後、発車、これは楽勝、坂の頂上付近に、警笛鳴らせの、道路標識が有り、クラクション鳴らしてクリアー。踏切、これがクセモノ、踏切の停止線付近はワザと勾配をつけ、下がるようにしてあり、勾配の付いていない場所で停止すると減点です。私は必ずサイドブレーキを使うことにしてます、停止線で停止、サイドを効かせ、運転席側の窓を開けて音の確認、周りと、左右の確認、もう一度左右の確認をしながら発進します。最後に外周を回り発着点へ、実技試験三回目で初めての完走です。 

試験官様のアドバイス ( 左折の時に膨らむね、左に寄せているんだけど、気持ちの中に、左折すると言う気持ちが有るんで、徐々に右に寄ってくんだナー、今度ソコ気を付けて、ガンバッテ ) と言われ受験票と免許証を渡されました。不合格です、しかし今日の目標、鋭角を二回の切り返しで余裕を持たせ通過でき、おまけに完走出来たので満足です。

普通二種技能試験三回目 完走出来るも不合格。


普通二種技能試験 四回目


三回目、あれほど悩んだ鋭角に余裕が出来、おまけに完走して、ガゼンやる気が出てきました。今日は合格めざします、何時もの様に代書屋に寄り受付へ、今日のコースはBコース左折後退です。待合室で試験官の説明を聞いて、順番発表、やはり私は午後からです、六月から道交法が改正になり、運転代行業務も二種免許が義務付けされるらしく、代行会社からと思われる三人サンがいます。一人は女性で事務員らしく( 私は要らないんだけど、ツイデだから、今日で四回目よー ) と言ってました。

しばらく様子を見ていると、一人目の男性が合格? 二人目の男性が合格?? そして三人目の女性が合格??? それも同じ試験官様???? 同じ日に、同じ会社から来て、同じ試験官で、三人連続合格。いいナー、コネが有ると、私無いもんねー、なんかやる気が無くなってきました。そりゃー脱輪とか目に見えるヘボしたら受かりはしないだろうけど、それにしてもキイ喰うなー、なんか意地焼けて早飯にします。 

昼休みです、いつものようにコースの下見、皆さんこの前までは、鋭角に集まっていたんですが、最近は方向変換です。私と同じ日に学科を合格した女性は、教習所に通って教習を受けていたそうです。教習所にもよるのでしょうが、最近の方向変換は、頭を振ってバックするそうです。ココで意見が分かれます、昔と違って車庫入れじゃあ無いんだから、振っても良いんじゃ無いの?。シカシ試験官は教習所の先生じゃないんだから・・・と言う事で意見が分かれました。私の意見?もちろん振らないで済むならその方が良いでしょう。


午後の部です、今日は始めての試験官さまです、( のちに大型特殊一種を合格した時の試験官 )私が後部座席に乗る番です、私の前に乗る旦那とは、乗る前に、お話をしてまして、普段はオートマ車を乗っているそうです。発進です、ローギヤでかなり走ります、しばらく走って二速に、やはり普段オートマチックを乗っているせいでしょう、ギヤ、チェンジのタイミングが今ひとつです。一通り回りましたが、クランクを出た所で、試験官様が、ボールペンを、上下に振りながら( ローギヤ ローギヤ ローギヤ ギヤ、チェンジのタイミングが悪い ) オカエリです。

お次の番です、普段、私はマニュアル車に乗っており、普段からオートマに乗り換えたいと思っていましたが、今回つくずくマニュアル乗ってて良かったと思いました。私の番です、試験官様に免許証を渡し、試験開始です。発進〜 試走〜 直線〜 鋭角〜 クランク〜 S字〜 初めての左折後退方向変換、変換スペースを指差確認、左に寄せて、停止、周りを確認して、後退、寄せが甘くて停止 やり直しです、二回目で通過 一応課題はみんなクリアーして完走、試験官様のアドバイス。やはり左折時に膨らむとの事でした。受験票と免許証を返されて 不合格です。

普通二種技能試験四回目 完走二回 不合格


普通二種技能試験 五回目


とうとう五回目です、二回完走できたので、ソロソロ合格かななどと思いつつ、試験場めざします。駐車場に到着、いつもの代書屋サン、そろそろお得意様リストに入るでしょう。入り口を入ると、掲示板にCの文字、初めてのCコースです。Cコースは、方向変換の変わりに、縦列です、大丈夫かなー何とか成るかなどと考え、受付を済ませ待合室へ、今日午前の試験官様は ( のちに牽引二種合格時の試験官様 ) 試験に臨む姿勢にもうるさく、説明を終えた後、こんな話をしてました。 

( この間、たまたまお見かけしたんですが、二種を受けに来ていた受験生が、昼休みに試験場前の店に買い物にでも行かれたのでしょう、パンか何かね、ソバに横断歩道が有るにもかかわらず、車の間を横断してるんです、仮にも二種免許を受けに来た人がネ・・・ 昼からそんな話をしてると、本人気が付いたんでしょうね、私の話が終るまで、真っ赤にした顔を上げられませんでしたよ、臨む姿勢、気持ちが、大切です ) と言うお話でした。受験順番の発表、やはり私は午後からです。 

午前の試験開始、この日は暑かったせいか、半そでティーシャツの若者も多く、一番目の青年もそのたぐいで、今ハヤリのダラシナイ格好では無いのですが、ティーシャツをズボンの上に出していました、一目見た先生、青年にたいして一言 ( タクシーの運転手がそんなダラシナイ格好で運転してるか、シャツをズボンに入れろ、試験に望む姿勢態度が大事だ ) 乗る前からオコゴトです、デこの受験生は合格でした、一番最初の受験者で、ギャラリーいっぱい、アンダケ言われて不合格じゃ、カワイソウダヨ。


イツモノように昼食、昼休みは当然コースの下見、気に成るのは縦列です、先生方が言うには、Cコースは簡単だから、月に一度位しか入れないそうです、下見を終え待合室へ。ナント、今日の学科試験合格者は 十四人です、こりゃあトコロテン方式で押し出されて合格かな?、指示説明を受け試験開始、午後からは試験官様が替わります ( のちに大型一種合格時の試験官様です ) 試験が始まりました。運悪く不合格の方からアドバイスを聞きます、試験官様曰く、( クランクに入るとき膨らむ ) との御指摘を受けたそうです、良い事聞いた、そうかクランクか、ナルホド、クランク入り口か。 
私が後席に乗る順番です、受験者は三十才なかばと思われる男性、運転ウマイ、後ろに乗っていて関心します、思ったとうり合格でした、( ヤダナー前に乗る人がウマイと下手に感じるもんナー )などと思いながらも、試験官様に免許証を渡し 試験開始、発進〜 試走〜 直線〜 鋭角〜 とコナシ、クランク、普通二種クランクは左折進入です、クランク進入を見て、試験官様が膨らむと言うのです、安全確認〜 左に寄せて、ユックリと前進〜 クランクの中を左折する要領で曲がります、緊張しながらも通過、S字をクリアーして坂道。

試験官様が坂道三番に入って と指示、言われたとうりに三番に試験車を入れます、坂を登り始めると、ナント前から仮免車、試験車どうしで鉢合わせ、ソンナノ アリー ( 普通車&二輪車用の坂道は、三車線あり、道交法改正後は有りませんが、ワザと出会うようにコースを設定してありました ) あせります、試験官様にドウシマスと聞くと、 ( 左に寄せて ) あせっていたんですネー、サイドブレーキ使わずに発進、二十センチ位下がり通過 ココで試験官様、 ( 下がりましたね、危ないですよ、試験を中止して、発着所に戻ります ) オ・カ・エ・リ です 

普通二種技能試験五回目 仮免車と遭遇、バックしちゃって 不合格


普通二種技能試験 六回目


三月に受験し始めてから一月半、四月も半ばに成りました、いつもの代書屋に寄り受付に、今日のコースは一番経験の多いBコースです、何か今日は受かりそうな気がします、コースの下見をして、待合室、試験官様が来て、指示説明、順番発表、今日も午後からです、皆さんの実技を見学、顔なじみになった方々とお話、前回、坂道で仮免車と鉢合わせになった事とか、コネが無いと中々受からないよね、とか、学科合格多かったから受かるかも、とか、受験回数が多くなると、色々と考えるものです、 

受験回数、十回近くの、旦那さんが帰って来ました。今日も不合格です、完走を四五回していても、まだ合格できません。ココまで来ると、いやになりますよね。旦那さんガンバッテネ、お昼です、イツモノように駐車場で昼食、昼休み時間は、イメージトレーニング、待合室で試験官様待ち、指示説明を聞き、受験順番発表、試験官様から ( 呼ばれなかった方は後からもう一人試験官が来ます )デ試験官様待ち、来たのは二回目に乗った、受験者の間でも一番キビシイと有名な、S試験官様。


最悪です、此間、仮免の受験を見ていると、S試験官様が、まだ未熟な若い受験者に向かって、教習所で勉強しなさい、と、怒った口調で怒鳴っていた事を思い出し、今日も合格出来ないな、と、受験前から諦めムードです。私と先ほどまでお話をしていたお二人は、違う試験官様で合格です、いいナー試験官様違って、まだこのS試験官様では合格者が出ていません。前回は坂道でトラブルし、今回は試験官様が厳しいし、運が悪いなー、などと思っているうち 私の番です。 

免許証を試験官様に渡して試験開始、この前この試験官様から、後ろを見て、と、ご注意受けたので、シッカリと後ろを見てスタート、試走〜 直線〜 鋭角〜 ココも注意を受けてから、切り替えし二回〜 クランクは十分に速度を落として進入〜 S字〜 方向変換左折後退、一度でクリアー〜 坂道、対向車が来ないのを祈り通過〜 踏み切り〜 直線〜 発着所。 試験官様からのアドバイス、進路変更時にハンドルを切るのが早い、お客さん酔っぱらっちゃうよ、と言われ、免許証を渡され合格です。嬉しかったんですね、本人意識しなかったんですが、有難う御座いますと、大声を張り上げてたらしく、試験官様は、笑っていました。 

普通二種合格者は三人で、S試験官様合格は私一人でした。免許証を作り、代書屋サンにお礼を言いにより、お話をしているうちに、大型一種持って無くても、大型二種取れると聞き、またまた ( 俺よく学科受かったナー ) 道交法改正までに まだ一月半有ります、教習所のパンフレットをもらって、考えてみる事にしました。

普通二種技能試験 六回目 合格


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