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小野 ()寿()() 安政2年(1855)8月26日〜昭和5年(1930)12月28日

 明治〜大正期の日本組合基督教会伝道師。
 岡山県福田村に生まれる。

 明治22年(1889)2月に岡山県の
天城教会ジェームズ・ペティから受洗。
 同26年、神戸女子神学校(聖和大学)を卒業した。卒業後は、丹後教会で布教に当たる。のち兵庫、今治、岡山教会を経て38年(1905)岡山ミッション伝道師となる。

 大正13年(1924)9月、組合教会伝道師になり、同15年(1926)4月に老齢を理由に現役を隠退。伝道のモットーは「忍耐」で、幾度断られても家庭訪問を重ねて、ついに教えに導くという徹底ぶりの伝道であった。東京で死去。

天城教会 明治13年(1880)10月、日本組合岡山教会が設立されて岡山県下の伝道が進展し、天城出身の加藤寿が倉敷にいた川越義雄伝道師を招いて津田家を始め数カ所で家庭集会を開くようになったのが始まりである。
ジェームズ・ペティ 上述の事情の家庭集会にケーリ,O.らと来援している。
神戸女子神学校

出典:『キリスト教歴史』『女性人名』