地上観測では、
前橋の地上では、気圧1000ヘクトパスカル、
秋田の地上では、気圧1002ヘクトパスカル……
というように、いろいろな場所での
気圧情報があるから、
同じ気圧のところを結んでいくことができます。
ところが高層天気図は
”等圧線”ではなく、”等高線”が走っているのです。
高層観測では、
たとえば850ヘクトパスカル面まで着いたとき、
高度何メートルか?が図に書きこまれる情報。
八丈島の上空850ヘクトパスカルでは、
高度1510メートル、
輪島の上空850ヘクトパスカルでは、
高度1490メートル……
今度は、いろんな場所での
高度情報が集まってくるので、
同じ高度を結んでいくことができるのです。