3.等圧線と等高線

地上天気図では、”等圧線”を引いていたが……


新聞やテレビでおなじみの地上天気図には、
何本もの線が走っています。
同じ気圧のところを結んだ”等圧線”です。


地上観測では、
前橋の地上では、気圧1000ヘクトパスカル、
秋田の地上では、気圧1002ヘクトパスカル……
というように、いろいろな場所での
気圧情報があるから、
同じ気圧のところを結んでいくことができます。

ところが高層天気図は
”等圧線”ではなく、”等高線”が走っているのです。

高層観測では、
たとえば850ヘクトパスカル面まで着いたとき、
高度何メートルか?が図に書きこまれる情報。

八丈島の上空850ヘクトパスカルでは、
高度1510メートル、
輪島の上空850ヘクトパスカルでは、
高度1490メートル……
今度は、いろんな場所での
高度情報が集まってくるので、
同じ高度を結んでいくことができるのです。


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