バカガイとの出会い(笑)


中学の遠足で、木更津へ潮干狩りに行った。
ターゲットは、アサリ、ハマグリなどとなる。
バカガイ(アオヤギ)は、あまり食べないから、採って帰らぬように、
としおりに書かれていた。(場所により、食べる地域もあります。)

昼近くになり、皆が、採った貝を見せ合っていた。
ある先生が、
「これ、ハマグリだよ!」と言っていた先を見ると、
さっきまでバカガイだと思って、見逃していた大きな貝ではないか!

しまった、あれがハマグリかあ。
その後は、アサリよりも優先してその大きな貝を採っていった。
けっこう、重くなった。大きな貝は、足を出してマッタリとしていた。
(↑本当は、この時点で事態に気付くべきだったのだ……)。

家について見せた。見た瞬間、家族は大爆笑!!
「バカガイばっかし採って、どうすんのお?!」
え”っ、ハマグリじゃないの???

先生が勘違いしたのか、きついジョークを言ったのかは未だに定かでない……。
でも、みんなあの大きな貝を採っていったぞ(笑)。

自宅から自転車で30分くらいで海には行ける。
が、そこは、カニやカラスガイはいても、バカガイが生きられる環境とは思えまい。

で、仕方ないので水槽を用意して飼育体制をとった。
ホームセンターで”海水の素”を買い、砂を引いた。
エアボンベで酸素を通す…。

餌はプランクトンというが、海から採ってくるわけにいかない。
自然発生を期待。

残念ながら、それほど長生きはしなかった。
でも、半年くらいは生きていたのではないだろうか。

後に知ったところでは、さらに、
(1)一日に何回か水槽を傾け、砂に酸素を通す。
(2)砂をゆるく傾斜させて引く

というポイントがあったのだ。もし、興味がある人は、
バカガイ、アサリ、ハマグリなどを飼ってみるのもおもしろい。

バカガイを飼った人って少ないと思うので、貴重な体験では??

(PS)〜途中で、足を出してマッタリした、と書きましたが、
この動作はバカガイの特徴です〜


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