先日聞いた、あるIT業界の方のお話。
勝手に拡大解釈して、つれづれと書いてみた。
「学生時代の人間関係は宝です。
間違っても整理しようなんて
考えず、大事にしてってください。
そのうえで、どんどん新しい人脈を
創っていくのです」
「整理」とか「取捨選択」を勧める話は
耳にタコができるほど聞く。
しかし、上のような趣旨の話を聞くのは
めずらしい。猛烈に共感した。
!
この話を聞いて思った。
「いい話」のみならず、ITの考え方が
潜んでいるのではないだろうかと。
この考えを
「取捨選択」に対して「メモリ強化」と考えた。
PCを始めとしたITシステムは、
猛烈な速度で進歩してる。
膨大な情報を扱えるように……
人もそれに張り合って(?)
メモリーを強化し、
大量の情報を扱うように
変貌するのも案外おもしろいと思う。
情報の溢れている時代だからこそ!
見てきたこと、覚えたこと、食べたことを大事にし、
蓄積情報を無制限に増やしていく。
「情報を取捨選択して、最低限の物だけしか見ない」
という道は、ラクそうだけれど、
退化や逃避を連想しないでもない。
せっかく持っているメモリを脆弱化させてしまう
ことになりそうに感じる。
最低限の人としか付き合わない、見て見ぬふり
というのにも…
小学校の算数でも、
円周率を3にしてしまうのではなく、
むしろ、100桁くらいまで扱ってみてもいいかもしれない。
(↑あっ、これは、いきあたりばったり発言です!!
実行したら、多くの問題点があることが予想される…)
でも、”どこまで覚えるか競争”をして
賞状を出したりするというのはありでしょう。
いつか
メモリー強化の訓練の結果、
テレビを見ながらラジオを聞きつつ、
右手で携帯電話、左手で料理!
暇な足で、キーボードを叩いてレポート作成!!
……なんてことができたら(笑)。
いったいメモリをいくら積めば可能なのやら。
それに、肝心なメモリの鍛え方は、まだ知らない。
メモリに当たる部分は、人体のどこなのかさえ。
話が大幅に飛んだが、要は
IT業界の方だからこそ
取捨選択でなく、メモリ強化を勧めるような
お話をされたのかもしれない。
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