2013年10月11日、21時47分39秒(JST)頃、長野県南部にかなり大きな仰角で落下する火球が出現した。
落下中の映像は三本松高校(香川)、井上弘行氏(神奈川)、SonotaCo氏(東京) の自動監視TVカメラによって撮影され、
上田昌良氏によって軌道計算された。
最大高度は−3等程度で、比較的光度変化のなめらかな火球だった。
消滅点高度は33.4km程度と、比較的低くまで達したが、やや観測誤差が大きかった。
突入速度が14.1km/s程度、突入質量は比較的小さかったが、アブレーションは比較的穏やかに進んだと思われる。
最大で、30g程度以下の小隕石が長野県南部、天龍村付近に落下したと見られる。
落下予想域
長野県天龍村付近
赤の楕円内が隕石が落下したと予想する地域
(mapionの地図に加筆修正)
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