神戸隕石


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民家のスレート屋根を貫いた隕石は、2階天井を抜けて
ベッドの上に20個前後の破片になって落下したそうだ

どの破片も溶融被殻は角がよく取れている。
おそらく上空30km程度以下での破砕はなかったのではないだろうか。
もっとも、眼視観測で3個に分裂という報告が複数あり、
衝撃波記録で少なくとも2個の分裂が記録されている。
かなりの上空で既に割れていたのだろう。
ということで、少なくとももう一個人知れず落ちています。確実に。
回収された隕石との質量関係は2:3くらい、
位置は、2kmくらい西北西または東南東だろうか?


画像サイズは最大65KB。
撮影は、いずれも神戸市立青少年科学館(現:バンドー神戸青少年科学館)にて。

破片D
黒皮(溶融被殻)も黒いが内面も黒い
内面の黒はアスファルトの色
溶融被殻に微少な穴が見える
揮発物質の蒸発でできたのか?
溶融被殻の白い汚れは
天井の石膏ボードを突き抜けた
際に付いたと思われる
最大破片A 溶融被殻の黒は
艶消し漆黒色
溶融被殻に
微少な亀裂多数
 
破片A 溶融被殻の厚みは
1mm弱くらいか
まあ、普通でしょうか
黒くてよくわからん?
本当に真っ黒なんです
     
     
  ピンぼけごめん        

リンク

 日本流星研究会

 米田成一氏(国立科学博物館)

 西はりま天文台 : 落下に関する情報など。