市貝町火球


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2013年2月13/14日、01時04分35秒頃、群馬県北部上空を南南西から東北東に飛ぶ爆発火球が出現した。
落下中の映像は関口孝志氏(埼玉県)とmasuzawa氏(長野)、SonotaCo氏(東京)の自動監視TVカメラ、
野本氏(埼玉県)によるデジタルカメラによって撮影され、
上田昌良氏によって軌道計算された。

大変低速で、経路末端では5個に分裂していた。
消滅点高度は32.2km程度と、比較的低くまで達したが、途中の大爆発があり計算はは難しかった。
爆発的増光は、隕石物質の破砕が起きたためで、速度変化が大きく折れ曲がっている。
従って、質量変化の見積もりが難しい。
それでも、30g程度以下の小隕石が栃木県市貝町付近に落下したと見られる。


落下予想域
栃木県市貝町付近
赤の楕円内が隕石が落下したと予想する地域


(mapionの地図に加筆修正)



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