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パニック・アット・ザ・ディスコ2nd。エモい1stとは真逆の中期ビートルズサウンドへ。#①~②はもうヘビロテヘビロテ・・大好き。#3も今風ではあるもののジョージな瞬間があるし、続く#4(#16)もやはり60sフレイヴァーに溢れてる。カントリー×ビートルズな軽快#⑤も◎。#⑫ではモロにカントリー演ってます。場末のジャズバーに居るような#6。ノエルが書きそうなロックバラード#⑦。#⑧のアレンジ/メロディもビートルズ~2nd期オアシスを彷彿。ポップロック#⑨,15♪。改めて中期ビートルズを展開させる#10,⑪。#11はアーケイド・ファイア的ともいえる。ゾンビーズ/レフトバンクの影響下にありそうなチェンバー・ポップ#⑬,⑭。徹底的ポップ! | ![]() |
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『pretty odd』 | 『the greatest living englishman』 | ||
panic at the disco | martin newell |
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『yellow』 | 『a little trip』 | ||
lemonator | vinyl kings |
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すでに職業作家としての実績十分のポップマエストロ、セス・スワースキー1st(後にレッド・ボタン結成)。FOWな#1が流れてきて・・ジョージハリスンのようなギターソロが・・完全僕好み。#2も中期ビートルズ風でフールズガーデンに類似した#。「I Am The Walrus」の影も見え隠れする。牧歌的でアコギがフューチャーされた#3ですが埋め尽くすようなコーラスワークが小品にとどめない。マイベストの1曲#4はソロ期のジョンレノンやジョージハリスンにみられた広がりのあるポップ#。バッキングvo.にはアンディ・スターマーも参加(#11でも)。ニルソン~エリオットスミスのような#5もお気に入りの#で曲の残り1分強をインストで締める。その余韻のまま1分ほどの#6へと。#7もエリオットスミスのような優しい曲。ジェフ・リンぽいアレンジも微かに。ホワイトアルバムに入ってそうな#8も◎。レノニズム溢れる#9は後半のハイライト#だ。#10はマイク・ヴァイオラ、ジム・ボジア等も時折作るしっとりとしたピュアポップ#。ラスト#11は初めて4分を超える大曲(笑)ですが、これが最高のフィナーレとなる。ビートルズ研究としてジャーナリストの側面もあってケン・シャープのようなマルチぶりです。オススメ! | |
『tiny volcano』 | 『instant pleasure』 | ||
tiny volcano | seth swirsky |
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トミー・キーン6th。個人的に大好きな1枚。#①は彼の作品の中でマイベストな1曲。ハード・ドライヴィングなロック#が熱い!#②,③もロックンロールマナーに沿ったイカした#。いつもほどよくあるローファイ感は控えて王道路線?#4のギターロックもギャンギャンとギター鳴りまくり。#5なんか腰を据えたようなロック#だ。年を重ねるごとにアグレッシヴになってきている?でもメロディはいつも通りのトミーキーンである。後半が佳曲の連打でトミーキーン初心者はココから聴いてもらっても良いとさえ思える。#⑥,⑧,⑨,⑩,12とマシュースウィートに通じる質感が◎。邪魔にならないディストーションギターが90sパワーポップを象徴とさせる。ミドル・バラード#⑪のメロディも逸品。16分越えの#7。こんな良いメロディもっとコンパクトにまとめてくれよ(笑)。オススメ! | ![]() |
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『the merry-go-round broke down』 | 『hard numbers』 | ||
tommy keene | stingray green |
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1987年 | ![]() |
トミー・キーン2nd?(1989年)。#1,5,9でジュールズ・シアーが参加。既に左右されないタイムレスなピュアロックを鳴らしてる。エッジの効いたギターサウンド全開のロック#①,2からイイ。ちょっと吐き捨てるような感じもカッコイイ。ミドル#3,④もポップし過ぎないビターの配分。#⑤,⑨はジュールズとの共作、2曲とも叙情的メロディが逸品。特に#5はデュオとして2人の相性の良さが感じ取れるし、インディロック×U2と形容したくなる#9も最高。雨音のような哀愁メロディ#6→雨上がりを思わせる軽快な#⑦へ繋ぎ、ビーチボーイズ「Our Car Club」のギターロック風カヴァー#8へと。マッツ風ギターイントロが印象的な#⑩。メランコリック度高めの#⑪,⑫も◎。特に#12はマイベストな1曲だ。アコースティック寄りな#13でさえ熱が感じられてグッとくるよね。 |
『hang-ten !』 | 『based on happy times』 | ||
soup dragons | tommy keene |