・根室拓殖鉄道キハ2「かもめ号」
根室拓殖鉄道キハ2は、1949年(昭和24年)に田井自動車工場で製造された単端式ガソリン・木炭ガス併用動車です。キハ3同様にジュラルミンを用いて製造されましたが、車体の色はジュラルミンのままではなく、赤帯を入れたライトブルーに塗装されました。1959年(昭和34年)の廃線に伴い、車体は仲根辺バス停の待合室に使用されましたが、その後廃棄されました。
モデルは上廻りはプラ板から自作し、動力はナローガレージ製のN用のパワトラを使用しています。
丸っこい、可愛らしいデザインです。
外吊り扉が特徴です。
晩年には公式側のドアの赤帯はなくなりました。
モデルでは左側にライトを取り付けていますが、晩年には右側にもより小型のライトが取り付けられました。
スノープロウを取り付けるための金具も再現しました。
ジ1と同じく、非公式側のみに運転室扉があります。
後部の荷台部分には以前、木炭ガス発生炉が取り付けられていました。