・D51849
D51849は現在、愛知県豊田市にある平芝坂の上公園に静態保存されています。1943年(昭和18年)に製造され、稲沢、米原、稲沢、中津川、多治見、稲沢第一、最終配置は中津川機関区で中央西線で活躍し、1972年5月13日には、中央西線で蒸機最終定期旅客列車(中津川〜塩尻間)を牽引しました。同年6月26日に廃車になりました。
モデルはカトー製標準型(リニューアル)をベースに、やえもんデザインや銀河モデル、レボリューションファクトリーのパーツを用い、中津川機関区配属当時の姿を再現してみました。
長野工場型集煙装置とスノープロウはカトーのAssyパーツを用いています。
現在集煙装置は取り外されています。
目立ちませんが、デフレクター後ろの煙室部に、2段のステップがあります。
集煙装置点検用?
区名札は少々前側に移設しています。
元空気溜から伸びる放熱管は2段となり、シリンダーブロック近くまで伸びています。
その関係で油ポンプ箱がランボード上にあります。
火室上部の配管は、想像を交えて作っています。
保存機といえども、上部の資料はなかなかないです。
キャブから給水ポンプ下まで伸びる速度検出ロッドも再現しました。
テンダーが凸型で、準戦時型の特徴を残し、
製造時は炭庫部分が木製だったものを、戦後に鉄板で作り直されています。
上部に縁もありません。
水面計が付いています。
炭庫後部板には補強等、何も付いていません。
上部の手すりはつかみ棒となっています。