・D51708
D51708は1943年(昭和17年)に製造され、新鶴見、水戸、松本、上諏訪、最終配置は福知山機関区で、1971年(昭和46年)3月15日に廃車になりました。本機は1954年(昭和29年)に長野工場式集煙装置が取り付けられ、1958年(昭和33年)には長野工場(N-2)式デフレクターを取り付けられましたが、晩年に集煙装置の老朽化に伴い、後藤式に交換されました。
モデルは上廻りにやえもんデザイン製のコンバージョンキット、下廻りにカトー製を使用し、自作パーツなどを加えてディーテールアップをしています。
(RM MODELS 193 に掲載)
集煙装置を鷹取式に交換した晩年の姿を再現
本機は長野工場式(N-2)デフレクターの中でも、前面にRの付いたタイプとなってるのが特徴。
他に405号機(千葉県松戸市保存)がこのタイプのデフレクターとなっています。
シリンダーブロックを走る給油管も再現しています。
キャブ下の配管類も、出来る限り忠実に再現しました。
テンダーは増炭板もない、すっきりした形状です。
キャブ内部も作りました。
バックプレートは自作です。
このキットの最大の特徴である、開閉式の煙室扉。
煙室内部も簡単ではありますが、作り込みました。