・C6247
C6247は最初から軽量型として、汽車製造株式会社大阪工場で、D52366のボイラーを使用して製造されました。尾久、平機関区等、常磐線沿線で活躍し、「はつかり」や「ゆうづる」などを牽引しました。常磐線電化に伴い、糸崎機関区に転属になり、呉線では普通列車や「安芸」を牽引しましたが、軽量型故の使いにくさがあり、1年2ヶ月後には休車、その3ヶ月後には廃車になってしまいました。
モデルはカトー製(旧製品)をベースに、やえもんデザインや銀河モデル、レボリューションファクトリーなどのパーツを用い、「ゆうづる」を牽引していた当時を再現しています。
ゆうづるのヘッドマークが目立ちます。
汽車製のため、給水温め器側面はカバーで覆われています。
給水温め器カバー前面の左右に、標識灯掛けがありません。
汽車製独特のドームです。
サンドドームハッチは1つです。
本機には排砂管がありません。
空気作用管は下の方を走っています。
速度検出ロッドは可動式です。
返りクランクは汽車製独特な形状です。
通風管は煙室部分のみ外に出ています。
安全弁座は汽車製であるため、四角い形状です。火室上部の配管は、想像を交えています。
ボイラー上には通風管、吸水ポンプ蒸気管もないので、すっきりとしています。
タブレット受けを付けていた関係で、ナンバープレートが窓縁ギリギリに取り付けられています。
増炭板はありません。
太い漏水管は右側を走っています。
標識灯は左側の方が少々高い位置に取り付けられています。