・C6237

 37号機は長らく常磐線で活躍し、「はつかり」や「ゆうづる」などを牽引しました。常磐線電化後、昭和42年に広島県の糸崎機関区に転属になり、呉線では普通列車や優等列車「安芸」を牽引しました。昭和45年に残念ながら廃車、解体されてしまいました。
 モデルは上廻りにやえもんデザイン製のコンバージョンキット(汽車製)、下廻りにカトー製(リニューアル)をベースに、自作パーツなどを用いて製作しています。「あき」のヘッドマークを付け、晩年の姿を再現しています。

砂撒管がケーシング内を走っているため、すっきりしています。

常磐線ではシールドビーム、列車番号表示板が取り受けられていましたが、糸崎機関区に移ってから撤去されました。

前後対称の、少々短いドームが、汽車製のC62の特徴です。
本機は逆転器が手動式に変わっています。

速度検出ロッドは可動式です。
ナンバープレートは以前、タブレット受けを取り付けていた関係で、窓の縁ギリギリに取り付けられています。

ヘッドライト横には、常磐時代にはなかった、L字型の金具が取り受けられています。

ランボード下部分がかなりごちゃごちゃしていますが、これでもかなり間引いています。

増炭板は常磐時代から取り付けられていました。

テンダー後部は常磐線時代とほぼ変更はありません。
太い漏水管が目立ちます。

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