・C6232
32号機は昭和32年に小樽築港機関区に転属になり、それ以降ずっと函館本線で「大雪」「まりも」「ていね」を牽引しました。本機は小樽築港機関区に配属になったC62の中でも一番性能が良く、乗務員からも人気でした。昭和45年に検査期限切れになり、その代わりに転属してきた16号に動輪、従台車、テンダー、各種北海道装備を移植され、使命を全うしました。
モデルはカトー製(旧製品)をベースに銀河モデル、ワールド工芸、レボリューションファクトリーなどのパーツを用いて製作しました。(DCCデコーダー搭載)
煙室部にはボイラー銘板、元空気溜には検査標記を取り付けています。
通風管と給水ポンプ蒸気管は、同じ北海道のC62といえども、
1輛1輛取り付け方が異なります。
本機ではキャブドア後部に、縦雨樋とは別に手摺が取り付けられているのが特徴です。
3号機と同様に、重油タンクは少し左に寄った位置に取り付けられています。