・C623
C623は昭和62年から平成7年まで動態保存されていたことで有名です。本機も2号機と同じく、函館本線で急行「ていね」「ニセコ」を牽引し、特に2号機との重連コンビは「ゴールデンコンビ」と言われるほど有名でした。
モデルにはカトー製(旧製品)をベースとして使用し、銀河モデルのパーツセットとワールド工芸のロストパーツで精密化を行っています。(DCC/サウンドデコーダー搭載)
(RM MODELS 78に掲載)
意外と多くの方が見過ごしがちなのがナンバープレートの取り付け位置。
この写真を見てもらえばお分かりだと思いますが、位置により随分とイメージが異なります。
2号機は取り付け位置が高く、精悍な感じがするのに対し、3号機は低く、優しい感じがします。
ナンバーの位置にこだわるだけで、相当かっこよくなりますのでお勧めです。
公式側の空気作用管は2号機と異なり、途中に開きのないのが特徴です。
空気作用管を4本としたため、ほっそりと見えます。
逆転器カバーの形状も独特。
砂捲管元栓の間隔が狭いのも、初期のC62の特徴です。
キャブ下の配管も、できるだけ忠実に再現しました。
これでもR249は曲がることができます。
火室上部の配管はもう知恵の輪状態。
手前は3号、奥が2号です。
3号は雨樋の位置が低いです。
3号機の重油燃料タンクは、左側(公式側)にやや寄っています。