・C622
言わずと知られた「スワローエンゼル」。現在は梅小路蒸気機関車館に動態保存されています。晩年は北海道函館本線で、急行「ていね」「ニセコ」を重連で牽引したことで有名です。
モデルにはカトー製(旧製品)をベースに、改造パーツとして、銀河モデル製のパーツセットとワールド工芸製のロストパーツを使用しています。製作には「国鉄蒸気機関車の角度(機芸出版社発行)」の写真を参考にしました。(DCC/サウンドデコーダー搭載)
さすがに日本最大の旅客用蒸気機関車だけあり、威風堂々としています。
煙室部とボイラー部の質感の違いを再現
見えにくいですが、煙突後部にあるボルトも再現しています。
煙室部にはボイラー銘板(自作)を取り付けています。
ギラリと輝くステンレス製のツバメマークが特徴です。
動輪の白い印はタイヤの緩みを確認するためのものです。
キャブ下の配管はいつも悩むところですが、このように従台車にかかるようにしても、R280は曲がることができます。
赤やオレンジのコードは、DCC用の配線です。
ATS車止子の配電線も再現しました。
重油タンクから伸びる配管も、忠実に再現しました。
2号機は昭和45年の全検の際、重油タンク前部に仕切板が取り付けられました。
想像ですが、テレビ撮影用に、カメラマンがテンダーに乗り込む為のスペースを確保する目的で、取り付けたのではないかと思われます。
テンダー中央には重油燃料タンクが乗っています。
DCCデコーダー(Cross Head IA社製 ZIMO MX640)とスピーカーが搭載され、汽笛、その他の音も楽しめます。