・C12287
C12287は現在、千葉県君津市の小櫃公民館に静態保存されています。本機は戦後の昭和22年に製造され、製造当時から後藤寺、門司、鹿児島機関区、南延岡機関区など九州で活躍し、晩年は高森線で、昭和49年まで活躍しました。
モデルはカトー製をベースに、やえもんデザインや銀河モデルのパーツを使用して、高森線で活躍当時を再現してみました。(DCCデコーダー搭載)
ランボードに白線が入り、引き締まった雰囲気です。
小さい蒸機とはいえ、このように撮影すると迫力があります。
ハンドレールの下を、キャブから煙室部まで平行に走る管は、ヘッドライトへの電線管です。
ランボードの下には、「これまでか!!」と言わんばかりにプラモールド一体で細かく再現されています。
キャブ内には、機関士、機関助手を乗せています。
非公式側のドアは開いた状態を再現しました。
キャブ屋根には、滑り止めが取り付けられています。
コールバンカーは製造当初から嵩上げされ、更に増炭板が取り付けられています。
非公式側ドアの少し後ろにある、縦のヒョロヒョロした管は水量計です。
後部ライトの左右には、バック運転時の換気用の穴があります。
埋め込み型標識灯も九州型の特徴。
梯子ではなく、ステップになっているのは、最終ロットの特徴です。