・C108

 C108は現在、大井川鉄道で動態保存されています。本機は昭和5年に製造され、晩年は宮古市ラサ工業内で活躍しました。
 モデルはカトーのC11をベースに製作しました。レイルロードからコンバージョンキットが発売されていますが、これを使用すると、サイドタンクが大きくなりすぎてしまう為、使いませんでした。時代設定としてはラサ工業時代としてあります。

ラサ工業時代独特の、フロントデッキの大きな手すり。

C10はC11(3次型)に比べてサイドタンク上部が低く、下部に長いという特徴を持ちます。
よってタンク上部を1mm削り、また、下に1mmのプラ板を付け足しました。
レイルロードのパーツを使用すると、C11のサイドタンクの大きさの上に、下にも長くなり、イメージが異なります。
蒸気溜とサンドドームの位置も実物にならって交換してあります。
ナンバープレートはレボリューションファクトリー製を使用しています。

実物はタンク側面がリベットだらけですが、製作当時はリベットの再現方法など分からなかった為、リベットはありません。

このC10はかなり前に製作したものなので、ディテールはアッサリしています。

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