・鐵原室蘭コークス工場専用線S-205タイプ
鐵原室蘭コークス工場専用線のS-205は現在、北海道室蘭市にある鐵原コークス工場内に静態保存されています。昭和13年に日立製作所で製造され、国鉄蒸機全廃7年後の昭和57年12月26日まで活躍しました。その後もイベントで活躍し、昭和62年まではディーゼル機関車の予備機として残りました。
モデルはアルモデル製の産業用Bタンクをベースに、自作パーツを用いて、S-205タイプに加工しました。
前端梁にゼブラ模様、公式側サイドタンクには「てつげんコークス」の文字が特徴です。
現在は真っ黒に塗られて保存されています。
実物はワルシャート弁装置ですが、アルモデルのものをそのまま使用しています。
あくまで「タイプ」ですから・・・
つかみ棒、開放テコ、サイドタンク上部にはフック、ボイラーには通風管などを追加
非公式側サイドタンクには「暖房はコークス」の文字
後端梁にもゼブラ模様が入っています。
左右の窓の間に、小さな小窓があるのも特徴です。
実物の後部ライトはもう少し高い位置に取り付けられていますが、キットの構造そのままにしました。