銀河モデル密閉キャブパーツ組み立て
銀河モデルから発売されていた密閉キャブパーツ(N-317、C55・C57・D51用)の組み立て方を説明します。もう使う人も少ないとは思いますが。
ベースにカトーのC55を使用します。
まずはキャブ部分の形状を加工し、パーツのドアと合うようにします。
キャブ裏側にある出っ張り(矢印部分)を削り取ります。
左が加工前、右が加工後です。
ドアをつけるために、キャブ後部を窓ぎりぎりまで1mm程削り取ります。
左が加工後、右は加工前です。
ちなみに加工をしやすくするために、キャブだけ取り外しています。
ナンバープレートの凹みを埋めて、区名札も削り取ってしまっています。
キャブドアパーツの位置決めを行い、接着します。
矢印の部分がきちんと直線で繋がるようにします。
赤矢印部分にプラ板を付き足し、緑矢印のようになだらかく丸くなるように成形します。
加工前と加工後です。
前部分も、北海道型では不要な排気管、マフラー等を削り取り、左側の丸窓を復元します。
矢印部分にφ0.3の穴を開けます。
穴を用いて手すりを再現し、各パーツを取り付けた状態です。
後妻板パーツを後部に当ててみると、幅(0.5mm程度)が広いので削っていきます。
天井とも合わないため、コツコツと削っていき、合うように調整します。
キャブの完成状態です。