・5MT Class 13065

 LMS 13065は現在、イーストランカス鉄道で保存されています。ヒューズクラス5MT「クラブ」は、ジョージ・ヒューズ氏が設計した、車軸配置2−6−0の客貨用蒸気機関車です。1926年から1931年にかけて、245輌が製造されました。本機は1927年に13065としてクルー工場で製造されました。1933年に改番され、2765となりました。国有化後は42765と再度改番され、1966年12月まで活躍しました。1970年代にイーストランカシャー鉄道が購入し、修復され、イギリス国鉄当時のカラーで2003年まで活躍しました。その後全検を受け、2014年からはLMS時代のクレムゾンレッドカラーとなり、13065として運転を再開しました。2018年のボイラー点検中に水漏れが見つかり、修復を開始しましたが、2020年に多くの備品の盗難に遭い、残念ながら復活不能な状態になってしまいました。
 モデルは古いGraham Farish製をベースに、配管等を削り取り、新たに作り変えて、LMSクレムゾンレッドカラー時代を再現しています。

全長は18,082mmです。
C58より少し小さいです。

この斜めになったシリンダーが特徴です。
動輪にはカウンターウェイトが無かったので、プラ板を用いて作りました。

キャブ中央にはLMSのマークがあります。
古い製品なので、火室下にモーターが露出しています。

動輪の裏に集電板がある関係上、第1動輪しかブレーキシューを再現できませんでした。

テンダーはスケールより少々長いように感じます。

.テンダー上には火掻き棒が2本あります。

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