・GWR 5521, London Transport "L150"
BR5521は現在、動態保存されています。GWR4575型は、Great Western Railway(GWR)で活躍した、ジョージ・ジャクソン・チャーチワード氏とチャールズ・コレット氏が設計した、車軸配置2−6−2の貨物用タンク式蒸気機関車です。4500型の改良版として、1927年から1929年にかけて、100輌が製造されました。本機は1927年12月にスウィンドン工場で製造されました。1962年4月に休車になりましたが、その後保管され、1980年に個人により購入。2004年に動態復活し、その後2007年からポーランド、ハンガリーなどヨーロッパ各地を渡り、多くの鉄道イベントに参加し、2009年に帰還。2013年にロンドン地下鉄メトロポリタン線開業150周年を記念して、ロンドン地下鉄カラーに塗られ、「L150」の番号を付けられました。2016年に全検を受け、2021年に完了し、スウィンドン&クリックレード鉄道にて、ミッドランド&サウスウェスタンジャンクション鉄道の「60」として活躍しています。
モデルはDapol製をベースに、各部のディテールアップを行い、メトロポリタン線開業150周年の塗装時の初期を再現しました。