・江ノ島電鉄601
江ノ島電鉄(以下江ノ電)600形は1953(昭和28)年に東京急行電鉄デハ87〜90として製造(注:デハ1の鋼体化改造)され、1975(昭和45)年に江ノ電601〜604となりました。片側の運転台撤去、前後扉のステップ切除、上部標識灯の撤去等の改造が施され、1983(昭和58)年に603、604は廃車、601、602は1990(平成2)年に廃車になりました。601は東京都世田谷区の宮坂区民センターに、651(602)の前頭部は江ノ島駅近くの和菓子屋・扇屋に保存されています。
モデルはMODEMO製をベースに、動力車を鉄道コレクションの路面電車用に交換、屋根上や床下のディテールアップを行いました。
601に鉄道コレクションの動力を組み込んでいます。
602の車高もかなり低くしています。
601と602では床下部分のディテールが異なります。
右が601、左が602です。
屋根部分はきつくウェザリングを施しています。
床下にはATS車上子やステップ、床下機器を追加しています。