・D601

 D601は現在、山口県山口市にある県立山口博物館に静態保存されています。1951年(昭和26年)にD50162を浜松工場で改造し、広島工場式集煙装置を装備して、山口線で1966年(昭和41年)の廃車まで活躍しました。
 モデルはマイクロエース製のD50140をベースに、ボイラーのシェイプアップ、ランボード、キャブの幅詰め、テンダーに至っては幅詰めと高さ調整を行い、スケールになるようにしています。やえもんデザイン、銀河モデル、晴海模型のパーツを用い、山口線で活躍当時を再現しています。

巨大な集煙装置が特徴です。

ボイラー径は2mm、細くしています。
ヒンジ部分は自作しています。

ボイラーには空気作用管と、上に集煙装置作用管が付いています。

2軸従台車と付けると、重圧さが増します。

集煙装置は銀河モデルの敦賀式パーツを、更に前後に長く加工しています。

火室上部のディテールアップはいつも悩まされます。

配管は従台車にかかっていますが、これでもR270は曲がることができます。

テンダーは幅と高さを2mm詰めています。
リベットは実物にない部分は削り取っています。

テンダー上部のディテールも忠実に再現しています。

後妻のステップは製品ではないので、自作しています。

「D60のページ」へ戻る

「展示室」へ戻る