・C629
C629は新製後間もなく軽量化改造を受け、宇都宮、白河、尾久、水戸、仙台機関区等、常磐線沿線で活躍しました。特急「はつかり」の牽引にも充当されましたが、その後は普通列車牽引に回されてしまい、特急「ゆうづる」を牽引することなく、昭和41年に廃車、解体されてしまいました。
モデルはカトー製(旧製品)をベースに、やえもんデザイン、銀河モデル、レボリューションファクトリー、KitcheNなどのパーツを用い、晩年の姿を再現しています。
シールドビーム(LP405)が2つ並んでいるのが本機の特徴です。
主灯の方が取り付け位置が低いです。
解放テコの形状も独特です。
煙室扉ハンドル下のL字型の列車番号板も晩年まで残りました。
シリンダー尻棒は自作しました。
動力逆転機はカバー無しです。
キャブのナンバープレートは、以前タブレット受けを取り付けていた関係で、前に寄っています。
速度検出ロッドは可動式です。
非公式側のデフレクターの下には、補強板が取り付けられています。
ちなみに公式側のデフレクターに補強板はありません。
給水温め器側面が非公式側だけ、汽車製C62のように覆われています。
タービン発電機は大型の物が取り付けられています。
配管の取り付けがとても大変でした。
キャブ下の配管は、カーブでも従台車にぶつからないように調整しています。
本機の公式側のテンダー前上部は、少々斜めにカットされています。
常磐型のC62の漏水管の形状は、1輌ずつ異なります。