・C1164

 C1164は現在、梅小路蒸気機関車館に静態保存されています。晩年は会津線で活躍しました。
 モデルはマイクロエース製をベースに銀河モデルやワールド工芸のパーツを使用しています。マイクロエースのC11は全て3次型のナンバーとなっていますが、各部の形状(サイドタンクやキャブ)は2次型そのものであり、2次型である64号機を製作するには最適です。

(RM MODELS 91に掲載)

少々ボイラー径が太いですが、デフレクターがあるおかげで、そんなに違和感はありません。

マイクロエースのC11は、全体のスケール共にとてもよくできていますが、デフレクターの形状に難があります。
そこでデフレクターを一旦切り取ってしまい、形状を修正しました。
加工方法はデフレクターの下の部分を1mmカットし、斜の部分は0.5mmカットします。
ちなみに、車高は約0.5mm下げてあります。

C11の2次型の特徴でもある小型のサイドタンクと、タンクと一直線になっているキャブ
マイクロエースのC11はこの点で製品の3次型と異なります。

C11の中で、1番2次型が美しいと、私は思っています。

小型であるタンク機でも、火室上部はATS発電機など見どころがいっぱいです。

会津に配属の蒸機の特徴は、前照灯がシールドビームに交換されたことです。
C11では後部もシールドビームに交換されたものもあります。

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