・C6217

 17号機は現在、愛知県名古屋市のリニア・鉄道館に静態保存されています。昭和29(1954)年12月15日に行われた東海道本線木曽川橋りょう上での高速試験で、狭軌の蒸気機関車としては世界最高速度(129km/h)を記録した名誉ある機関車です。名古屋機関区配属当時は、デフレクターに「はと」のマークを取り付ける計画がありました。晩年は、呉線で「安芸」「音戸」などを牽引しました。
 モデルはカトー製(リニューアル)をベースに銀河モデル、ワールド工芸、タヴァサホビーハウス、自作パーツなどを用いています。安芸編成牽引時代を再現しています。

デフレクターには、点検窓を開け放すためのフックが取り付けられていますが、
Nゲージのサイズでそれを再現すると大袈裟になると思い、取り付けていません。

キャブ下の配管類は、製品のままとなっています。
なお、梯子は銀河モデル製のパーツに交換してあります。

山陽仕様のC62では、火室部分にいろいろと配管がありますが、
すっきり仕上げるために、特徴的な部分の再現だけに留めました。

テンダーにはATS車止子を再現しています。

埋め込み型標識灯を取り付けています。
エアホースを取り付けても、カプラーの動きを妨げることはありません。

バックプレートも再現されています。
少々色入れを行ってみました。

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