・C612(タイプ)
C612は現在、梅小路蒸気機関車館に動態保存されています。晩年は宮崎機関区配属で、日豊本線などで活躍しました。
C61はマイクロエースとワールド工芸から発売されていますが、その当時はなく、これも苦心の改造により誕生しました。モデルは「タイプ」となっていますが、その理由は動力に合わせて各部のサイズを変更して製作したからです。ボイラーはカトーのD51、動力は同C57、テンダーとテンダー台車、従台車は同C62のものを加工して使用しています。時代設定は昭和40年代前半の、仙台機関区配属当時のスタイルとしています。このC61はかなり前に作ったもので、各部の作りも雑であり、丁度D51が再版されたので、近々作り替えようと思っています。
(RM MODELS 91に掲載)
デフレクターはスタジオフィールから発売されたPーSLー2に含まれるD51用を使用。
東北型の多くは、スノープロウを装着する際にステップを取り外していまうので、それを再現しました。
ドーム廻りはD51のまま(無加工)です。
ただし、煙突とドームまでの距離が異なるので、Assyパーツとして手に入れたボイラーを継ぎ足しています。
この部分の長さを動力に合わせて少々ディフォルメしてあります。
スケールにすると、あと2mmぐらい長い(はず)です。
キャブは密閉式ドアが付いた以外は基本的にD51のまま。
密閉式ドアはドア部分だけタヴァサ製のパーツを使用しています。
キャブだけ近年に手直ししたので綺麗です。
テンダーはカトーのC62用を切断し、D51と同じ全長になるように調節。
接合部を綺麗に仕上げるのが結構大変でした。