・ドイツ国鉄BR18.614

 BR18.614はドイツ国鉄が製造した、パシフィック型の複式4気筒の旅客用テンダー蒸気機関車です。王立バイエルン邦有鉄道のS3/6を、ドイツ国鉄で継続して製造した形式がBR18.5となり、更に、BR18.5の内30輌を、ボイラーの交換等、近代化改造を行った形式がBR18.6となりました。ちなみにバイエルン時代に製造されたS3/6は、BR18.4と改番されました。BR18.6は信頼性が高く、BR01に匹敵する性能を誇りました。S3/6一族(BR18.4〜6)として、6輌(451、478、505、508、528、612)保存されています。
 モデルはMinitrix製で、前端梁部分の加工(手すりの追加等)を行い、現在も保存されているBR18.612風に細部を塗装しています。

各部の装飾は、保存されている612号機をモデルにしています。

独特な形状のデフレクターが特徴です。
クロスヘッドは赤くなっています。
作用管(?)が目立ちます。

購入時、第2/第3動輪間にある給水温め器のパーツがなかったので、自作しました。

前端梁部分にエアホース、ネジ式連結器(IORI製)、手すりを追加しています。
ライトは点灯します。
シリンダーブロックの前に、実物は5段のステップがありますが、
先代車との接触を避けるため、ステップは3段になっています。

S3/6ではクサビ型の風切りキャブでしたが、切妻型になっています。

増炭板が取り付けられています。増炭板は木目も再現されています。

後部ライトは点灯します。

原型のS3/6と共に
近代化改造されて、少々ボイラーが太くなっています。

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